「読んで意味が分からなくても音読は効果があるの?」
音読は脳の前頭前野などを活性化させる効果があるとのことです。(音読、脳、効果で検索)
前頭前野は記憶、思考、感情、コミュニケーションなどをつかさどっており、脳機能を維持したり学習をしたりするのに大きな役割を果たしているそうです。
それで、脳を活性化させてくれるこの音読を電験3種の対策に継続的に活用していきたいと思っております。(現在、過去問音読で活用中ですが、将来法関係でも活用したく思います)
その音読ですが、今回掲げましたテーマをちょっと考えてみたいと思います。
音読は音読でも、電験3種で出てくる専門用語など、自分にとってその時点で意味が分からないようなものを音読するというのはどうなのでしょうか?何か効果があるのでしょうか。
これには、音読する目的の違いなどにより賛否両論あって確固とした情報はないのですが、こと資格試験(電験3種含む)については、私自身は(経験的にですが)効果はあると考えています
そこで、(音読そのものの効果に加え)私があると思うその効果を次に列挙してみたいと思います。ほとんどは理解への橋渡し的な効果になります。
① 多くの過去問を繰り返し見る × 音読することの相乗効果により情報がより早くつながってきて意味も取れてくる (参考⇒「7回読み勉強法」に学ぶ)
② 意味の取れたものと取れていないものがはっきりと区別でき、取れていないものに集中できる (全ての意味が取れない訳ではないことが分かる)
③ 読めない言葉が減ってくることにより、意味の把握という次の段階へも移りやすくなる (声に出して読むためには読み方が分からないといけない→ 調べる→ 読めた達成感→ 次の段階へ)
④ 過去問音読をすることにより、実際の勉強に入る前に試験(電験3種)が自分に合っているかどうか、受けるかどうかを見極める助けとなり、判断材料とすることができる (試験との相性を早い段階で見極める助けとする→ 勉強を続けるかやめるかを判断できる)
⑤ 意味はまだ詳しく分からなくても、早い段階で試験問題文に接することができているという安心感と、徐々に読めるようになり意味も少しずつ分かるようになることで、霧が晴れていく感覚を味わえ、自信にもつながる
以上、5つ述べてみました。ご参考になるところがあれば幸いです。
最後に、音読する素材の難易度について、、「意味が最初は分かりにくいもの、やや難しめ(または難しめ)のものが音読にはいい」と、よく言われます。(これも賛否両論ありますが)
電験3種の過去問は難しめのものにあたるかと思いますが、音読するのならやっぱり簡単なものより難しめのものがいいと自分も思ってしまいます。なんとなく有り難みが感じられて。。皆さんはいかがでしょうか。■
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<次回は?>
【理論科目の出題内容①】
〜過去問基本情報5になります〜
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上期試験:158 日 / 下期試験:375 日
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