試験開始の合図で問1のページを開いたときに感じるちょっとしたショック! ご経験の方、いらっしゃいませんか?

 

「問1の問題文が長すぎる〜!」

「今まで見たことのない図だ!」などなど

 

先月行われた大学入学共通テストの数学の問題で「問題文が長すぎる!」とニュースになっていましたが、問題文を見た瞬間の受験生のお気持ちをお察しします。

 

でも逆に、やる気が出て燃えるという方もいらっしゃるでしょう。私の場合前者の方で、このショック感が特に大きいと試験時間中ずっと引きずってしまうことがよくありました。(まだ試験に慣れていなかったころは特に。)

 

電験3種の場合、過去に似た問題はあっても全く同じ問題というのは出ないため、全て初見の問題ということになりますが、少なくとも過去問で慣れておくことは不可欠ですよね。

 

それでこのブログでも最終的には過去問を「解く」ことにはなりますが、つい後回しになってしまう過去問対策を初めの段階から行う(ここでは音読によって接する)ことで、少しでも早く慣れることを意図して過去問音読をお勧めしております

 

で、遅くなりましたが昨日の続きの、「問題文を読んでいくにも、そもそも読み方が分からない所があったらどうするの?」についてですが、「ネット検索で読み方を調べます!」(・・なんてない回答ですみません)

 

テキストで調べるという手もありますが、ここでは読み方だけですので、素早くできて時短になるネット検索をお勧めします。

 

また、読み方が分からないままだと、おそらくやった気がせずモヤモヤしてしまうと思いますので、すぐ検索して解消するのがいいと思います。

 

 それで昨日の問題文の読みも脚注にまとめておりますので、モヤモヤした方はよかったらご覧ください。

 

そしてここで改めまして、電験3種の勉強をこれから始めようとお考えの方、短期間で合格しなくてもいいよという方、、何から始めようか迷っておられましたら過去問音読から始めてみるのはいかがですか?

 

 

<次回は?>

【過去問音読から得られる効果】

〜「ただ読んでいるだけ」ですが、、〜

 

 

 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

(脚注)昨日の問題文の読み方例です

 (出典:電験3種過去問 「H29年度理論/問9」)

この中から、こちらで6つだけ言葉を拾ってみました。

 

 ① R =5Ω

 ② ひずみ波交流電流

 ③ i = 6sinωt + 2sin3ωt [A]

 ④ Pの値 [W]

 ⑤ ωは角周波数 [rad/s]

 ⑥ tは時刻 [s]

 

以下、読み方の例です。(単位は赤にしています)

 

 ①アール イコール 5オーム

 ②ひずみはこうりゅうでんりゅう

 ③アイ イコール 6サインオメガティー プラス 2サイン3オメガティー アンペア

 ④ピーのあたい ワット

 ⑤オメガはかくしゅうはすう ラジアンまいビョウ

 ⑥ティーはじこく ビョウ

 

いかがでしたか?

 

この問題は短いですが、このような感じで他の長い問題文もどんどん読んでいってみてください!■