2023年2月2日
2023年2月2日の今日、しんしんは10歳になりました。
本当なら一緒にお祝いをしているはずなのに、しんしんはもういません。
どこからどう書けば良いのかと、随分悩みました。
それはあまりにも突然起こり、流石の私も相当動揺しショックを受けたから。
ブログでは『しんしん』って書いていたけれど、普段呼ぶときは『辰ちゃん』だったので
これからは辰ちゃんって書くことにします。
辰ちゃんは昨年12月16日、9歳と10ヶ月14日でその生涯を終えました。
10歳のお誕生日が四十九日だなんてね、何でこんな事になっちゃったのかな・・・。
辰ちゃんは何も悪いことしてないのに。
天真爛漫でいつもにこにこ笑顔で一生懸命な子でした。
四十九日まではまだお家に居るから、辰ちゃんはお家で10歳になって
キラキラ星になるね![]()
とても悲しくて切ないお誕生日になってしまいました。
今日はこれから辰ちゃんの事を書いておこうと思います。
辰ちゃんは持病に癲癇がありました。
発症したのは2歳9か月の時。あの時も心臓が飛び出るほど動揺した。
それから7歳までは年に3回程度だったので、先生と相談し坐薬で経過を見ていました。
シニア期に入った時に発作の回数が急に増えてしまい、内服薬を開始することにしました。
開始する時にはドッグドックで採血、心エコー、腹部エコー、レントゲン検査。
そこで問題が無ければになります。
最初は1種類のお薬を開始しましたが、コントロール出来ず臭化カリウム追加。
発作の頻度は減りましたが、先生と私の目標は発作の頻度を3~4ヶ月に1度位にすること。
そこでイーケプラを追加したところ更に発作は減り、起こしてもその後の経過が軽く
なりました。
問題は副作用で食欲増進とそれに伴う体重増加。
体温の調節が出来ず熱が内にこもってしまうこと。
元々夏は苦手なハスキーなのに、それ以上に暑さには気を付けないと熱中症にかかりやすく
なってしまうから、家の中でもクールネック着けたり、お出掛けの時は車内に辰ちゃん専用
扇風機も付けたし、ケージの中はアイスノンや保冷剤で冷やしました。
このまま上手くコントロールしていければと願っていた矢先の事。
12月になって、やっとこれから辰ちゃんの大好きな雪遊びの季節になるのに・・・
前の夜までは普通にごはんを食べてお水も飲んでお散歩もして
いつもと変わらない時間にねんねししました。
翌朝起きてきた時にふらふらしてヘタレてしまい歩けない。
えっ!?何?何があった?
ふと口の中をのぞいてみると、歯茎が白くなっている。
これは・・・かなりヤバいのではと直感。
不安で心臓がバクバクした感覚が今も残っています。
9時に連絡しすぐに搬送して検査したところ、血管肉腫の破裂でした。
先生からその報告を受けた時、頭の中が真っ白になりました。
12月1日に血液検査をして、少しALPは高かったけどお薬飲んでるからねって
それ以外は特に異常は無くてホッとしていたのに。
えっ!?何で? だって血管肉腫の破裂って、もう無理じゃん!!って・・・。
そのことで頭の中が一杯になって、他に何も浮かんでこないんです。
このまま看取るか?緊急手術を試みるか?という選択肢を迫られました。
助かる可能性は五分五分、肉腫が取り切れれば再発までの延命が出来るかもしれない。
頭が真っ白な中、緊急手術する以外私に選択肢は無く踏み切りましたが
残念なこと肉腫は全て取り切れず、出血も多かったそうです。
出血部位を取って止血し、今夜が山ですと言われました。
祈るような気持ちで翌朝を迎え、辰ちゃんは頑張ってくれました。
出血が多かったのと肉腫が残っているので血液の値が上がらず危ない状況。
次は輸血するか?そのままにするか?
止血は上手くいったので、輸血で値が改善されれば家に帰れるかもしれませんというお話が
あり、輸血をすることにしました。
血液の値は少しずつ改善しましたが、白血球と炎症反応はかなりの高値で
肉腫の悪性度を改めて思い知らされた。
術後3日目、ごはんとお水を少し摂取出来るようになって
立ってチッコが出来るようになった。
輸血って凄い威力ですね。本当に有り難かったです。
このまま落ち着いて欲しいという思いも空しく、今度は膵炎を合併。
体力がもつかどうか?ステロイドと抗生剤投与でまたこの日が山。
辰ちゃんはこの山も乗り切ってくれました。本当に偉い子です。
容態はいつどうなるか分からず、山あり谷ありの状態が予測されましたが
1週間後、今なら帰ることが出来るかもしれないという判断で一旦退院許可が出ました。
お家に帰って来て欲しかったから、そこを目標に先生方も頑張って下さいました。
一番頑張ったのは辰ちゃんです。
お家がやっぱりホッとするよね。
おトイレの場所まで頑張って立って歩いてチッコもしました。
「チッコはおトイレでするんだじょ
ステロイドのせいで夜も3時間おき位に沢山のチッコが出るんだけど
すぐ立てなくて後ろ足を支えてあげて、それが辛そうで可哀想だった。
辰ちゃんは心配でずっと看ていた私の顔をペロペロなめてくれました。
「まま、ボク頑張ってるじょ。」って言ってるみたいに・・・。
何で後ろ足? 嫌な予感・・・。
先生から頓服の痛み止めを処方されていたので飲ませたところ、少し治まった様子。
痛みはその日は落ち着いて、お薬が効いてくれて良かったとホッとしたのも束の間
3日目容態が急変、痛み止めを飲ませて一旦落ち着いたけど
午後にまた痛み出して、お薬が効かなくなっているのは見ていて分かりました。
病院へ連絡して搬送。その時の辰ちゃんのお顔は今も頭から離れません。
それが最後になってしまいました。
先生からはもう少し頑張れると思ったのですが・・・
術後検査していないので分かりませんが、肉腫の悪性度を考えると
骨か腹膜か・・・既に転移していた可能性が高いとのことでした。
この状態で出来る限りのことをしてあげたのだから、
悔いを残してはダメですよ。って言って下さいました。
言葉では理解しているんだけど、気持ちは悔いが残らない訳ないよね。
何よりも一番頑張って、頑張って・・・無念だったのは辰ちゃんだったと思うから。
動かなくなってしまった辰ちゃんの身体を綺麗にしてあげて
よく頑張ったねって抱きしめてあげました。
もうお顔をペロペロしてもらえなくなっちゃった。
放心状態で夜が来て、朝が来て・・・
立ち合い葬は3日後になりました。
辰ちゃん、もう痛い痛いが無くなったからね。
お家でゆっくり休むんだよって言ってあげました。
メダリストなのです。そのメダルも持って行きました。
龍兄ちゃんは「狭いのだ!」って言ってるかもね。
まだ1年半しか経っていないのに、もう隣りに居るなんて・・・。
急な事だったにも関わらず、本当に有難うございました。
寂しくなった家の中にお花が綺麗に咲いていました。
16日以降、葬儀場や保険会社への手続きや、頼んでいたフードやおやつのキャンセル
連絡等々・・・事情を説明しては涙、涙の溢れる日々・・・。
悲しいんだから仕方が無い。
せめて1ヶ月は家に居てくれるだろうって願っていたから、広いサークルも注文した。
まだかまだかと待っていたけど、こういう時に限ってなかなか届かない。
発送前だったからそれもキャンセルしました。
辰ちゃんは小さい時から多動で落ち着きが無く、神経質で分離不安もありました。
いつまでもベビーフェイスで永遠の1年生。
大変だった分可愛さもピカイチで、こんなに素直で優しくて可愛い子は
他にいないと思っています。
辰ちゃんは私にとって宇宙一のキラキラ星です
今まで可愛がって下さった皆様、遊んでくれたハスっ子達に心より感謝申し上げます。
有難うございました。
四十九日を終えても、きっと増々寂しさは募る。
癲癇の事にばかり気が行ってしまって、小さなサインを見逃していたのかもしれない。
そう思うと悔やまれてなりません。
きっと辰ちゃんはまだまだ元気に生きてお散歩も行きたかっただろうし
何よりも雪遊びを楽しみにしていたよね。
これからは辰ちゃんと行こうと思っていた場所へゆっくり巡るつもりです。
勿論龍兄ちゃんも一緒だよ。
辰ちゃんが「また遊びに行くじょ!」って頑張っていた気持ちを連れて行くからね。
















































