ここ最近、良く話題になる事があります。
今は良いけど...
あと、日本には、数年後には作る所がなくなるかなあ!
織布工場も縫製工場も職人は、高年齢化していて、
あと何年もつかなあ!
ってな感じなんです。

① 都内の老夫婦がやっている縫製工場へ仕事を出して
  いるOEM屋の社長が言うには、今は器用になんでも
  こなして仕事を受けてくれているが、数年後には、
  ここも無くなるだろう!無くなった場合、他を探しても
  同じ状況には変わりないだろう!
  じゃあ、どうするべ?縫い子さんを育てないと!って
  事になりますが、縫い子になりたい!と思わせる教育
  みたいな事、ファッション専門学校はやっているのか?
  ファッション系の大学がやっているのか?ですが、
  まあ、無理でしょうなあ!

② 先日、生地ブローカーからメインに生地を買っている人が来た!
  今日は、なんで来たの?って問いかけに
  「今まで、別注で織ってくれていた工場が廃業で、
   今後、そういう発注が出来ないんです!」
  そりゃあ、そうやわ!工場を整える、若い子を織り子さんと
  して育てるって事をせずに、今まできたんやから、
  出来ない!出来ない!って言われたら、途方に暮れるわな!
  設備を持たずに、外注依存をメインにやっていて、
  スムーズに生産と出荷がバランスとれている場合は、
  儲かるが、外注工場が廃業とか倒産したら、どこで
  生地作るんよ!って話ですよねえ!
  縫製工場と話は同じですよ!
  新規に外注を探し出してきても、また、数年後には廃業!
  ってなって、バタバタする事となるでしょう!

今からでも遅くないので、生産体制を整えるために、お金や人材を
投資しないと、はっきりって、先がないよ!