トロント郊外の生活 Scarborough Bluff
今日は、Scarborough という私の住むエリアについて、お話しさせていただきます。Scarboroughは、かつてはトロントの郊外の住宅地として開発されてきました。ですから、古くからの家も新しい家と混ざって残っており、まだ緑も多いです。Scarboroughというエリアも大きいのですが、私の住む場所はオンタリオ湖の近くのKingston Roadの近くです。この辺りはまだ住宅地ですが、Scarboroughの北の方に行くとショッピングモールもあり、商業地も多くなってきます。移民の多いエリアなので、インド、中国、ベトナム、ジャマイカ、イタリア、ギリシャ、日本も含めて、いろいろなエスニックレストランや食料品店があります。 Scarboroughは「有色人種と移民が多いため、治安が良くない」とかつては言われておりましたが、トロントの不動産の値上がりと、市が差別をなくすために高級住宅地と貧民街を作らないようにしたため、現在ではエリアによって、どこが安全で、どこが危険かどうかは決められなくなっています。どんなに貧しい地域にも一億円以上の家はいくつもありますし、どんなに高級住宅地にも低所得層住宅があります。「高級住宅地は安全だ」とか、「カナディアンの白人の多いところが安全だ」と思い込んでいる移民も多く、「安全は金で買うものだ」と言われていた時期もあったのですが、「いくら払っているかということよりも、きちんとした人間であるかどうか」の方が大事だと思います。ダウンタウンの高級コンドミニアムは家賃は高いのですが、住んでいるのはオーナーでなく、短期の賃貸の人やAirbnbが多く、長期で住んでいる人たちとは意識が違い、問題が多いこともあります。また、現在のようにパンデミックのような人種差別につながるような不測の事態が起きた場合もあるので、同じ人種の多いところに住んでいた方が気が楽だとは思います。グローサリーストアはMetro、Sobey's, Labaw's のように店内がきれいで、値段が少し高めのところと、No Frills やFood Basicsのように店内がそれほどきれいでもないけれど、値段が安いところがあります。どのお店も Ontario Food Terminalから食品が来ているということと、食品の管理も州の法律によって決まっているので、食品の質は同じです。ただ、置いてあるブランドが違うということと、店内がきれいかどうか、来ている人がブランド志向かどうかという違いだけです。