乃木若葉は勇者である(上) | 松本電電丸の劇場

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元ヲタク役者、松本電電丸のブログです。
まあ気ままに書いてます。
アニメやゲームネタ結構ぶっ込むかも。

アニメイズム枠で放送されたアニメ『結城友奈は勇者である』の2年前にあたる『鷲尾須美は勇者である』のはるか昔、「神世紀」になる前の、つまり「西暦」の頃に活躍した勇者たちの物語。

西暦2015年、修学旅行中に乃木若葉を含めた生徒たちが空から突如やってきた怪物「バーテックス」に襲われてしまう。窮地に立たされた若葉は、偶然手にした刀を手にし、バーテックスと戦うことになる。
辛くも窮地を逃れた若葉であったが、バーテックスが残した爪痕はあまりに深く…
そして若葉は、この日を境に「勇者」として、バーテックスとの戦いの日々に足を踏み入れることとなる。

新たな「勇者」達と共に…

というもの。
ちなみに乃木若葉は『結城友奈は勇者である』ファンブックに載せられている書き下ろし小説で、過去の勇者の資料として登場。その写真を見た友奈が何か変わった反応を見せて…というもの。

感想ですが…悲惨です。

いや、グロテスクな表現が濃厚ってわけじゃないんだけど、容赦なく人が死ぬ。破壊される。その中で絶望に叩き落される人々とその抵抗。さらには勇者に選ばれた少女たちの葛藤、確執、そしてそこから生まれる友情…俺個人としては郡ちゃんのエピソードは胸に来るものがあった。
色々共感できる部分があって。
俺が郡ちゃんだったらどんな態度取るだろうなーなどと。
そして今作では書き下ろしの「白鳥歌野は勇者である」も載ってます。
白鳥歌野とは、乃木若葉と通信を取り合った長野の勇者。彼女とはうどん派VSそば派のライバル関係(笑)
これもかなり残酷。ふざけんな大赦(西暦時代じゃ「大社」だが)

潰してやる!(風先輩口調で)

それくらいラスト胸クソ悪かったなー。そんな残酷さに打ちのめされても自分を貫こうとする健気な子たちで、その分悲しく映っちゃって(;_;)



ゆゆゆでもそうなんですが、勇者たちホントいい子ばっかでね…。まどマギみたいにバンバン死にまくらなきゃ良いんだけどなマジ。

それに今作で登場する、結城友菜そっくりの「高嶋友奈」…彼女はどうゆゆゆと繋がるんだろうか?と気になってしょうがない。

そういえば勇者で思い出したんだが、また「満開祭り」やるみたいっすね。
今度は行けると良いなあと。

はよ二期!!!
動き回るそのっちを見たい!!!



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