化粧なんてどうでもいいけど
せめて今夜だけでもキレイになりたい

ご存じ、中島みゆき の「化粧」という歌の冒頭の一節です。

何故、人間の女は化粧をするのか?

こんなことを真面目に訊いたらぶん殴られそうな問ですが、そこはそれブログのいいところ、

自分なりに答を出してみました。


結論から先に言いますと、それは昆虫等によく観られる擬態なのではないか?ということです。

では一体何を真似ているのか? 

  ズバリ、母親です。もっと具体的に言うと、男にとっての理想的母親です。


何故?

通常、哺乳類は牝が出産し、牝の乳で子供を育てます。

そして、牝から生まれた牝は自分と同種のものとして母親を認識し乗り越えていけますが、

出産能力がなく、乳で子供を養う事のできない雄は、生殺与奪の権を持った母親に

深いコンプレックスを持って成長するのではないでしょうか?


一方において、社会的動物である人間は、社会の中でしか生きていけない訳ですが、

そこには当然男と女がいます。そして、女の方が力が弱い。

男勝りと言う言葉がありますが、例外的であるが故にそのような表現がなされます。

自分よりも強い者達の中で、自分で在ろうとすると、相手の力を抑止するための方策が必要となります。

それが母親であるということだと思いませんか?

それによって相手のコンプレックスを思い出させ、無力化する。

女の化粧は、女が男と対等に渡り合う為の長い歴史を持ったツールのように思われます。


この辺、ちょっと女性の意見聴いてみたいと思うのですが、如何でしょうか。