「デン兄さんじゃないですか。お久しぶりです」


DEN博士の著書は、そんな不思議なエピソードから始まります。


これはDEN博士が、知人を介してニコラ・テスラと会話したと著書の中で語っている体験です。


DEN博士の周囲には、いわゆるチャネリングによって人物を呼び出し、その人物になったように話す人がいたといいます。


その人物を通じて、以前にはエジソン、アインシュタイン、松下幸之助らとも話をし、さまざまなことを聞いてきたとDEN博士は記しています。


そしてあるとき、


「ニコラ・テスラと話しましょう」


ということになりました。



「デン兄さん」と呼ばれた日


その人物を通してニコラ・テスラと会話を始めたDEN博士。


ところが、そこで予想もしなかった言葉をかけられます。


DEN博士が挨拶すると、


「デン兄さんじゃないですか。お久しぶりです」


と、テスラが語ったと著書には書かれています。


DEN博士自身は、何を言われているのかわかりませんでした。


しかし、その会話の中で語られたのは、DEN博士が「デン兄さん」の生まれ変わりであるという話でした。


これは科学的事実としてではなく、DEN博士自身が体験した出来事として著書に記されている話です。


この体験は、その後のDEN博士の考え方にも変化を与えました。


テスラにいろいろなことを教えてもらおうと考えていたDEN博士に対して、テスラは、


「兄さんに教えることなんかありませんよ」


そして、


「あなたは全部できますから」


という言葉を伝えたといいます。


「何だ、俺、できるじゃん」


と思い、その瞬間から「出来る」と自分の脳が完全に納得した、と振り返っています。



もともとDEN博士は、無線、高電圧、発電、モーターといったものが大好きだったといいます。


ニコラ・テスラもまた、交流電力やモーターなど、電気技術の歴史に大きな足跡を残した人物です。


DEN博士は、自分がなぜこうした分野に強く惹かれてきたのかを考え、


「やっぱりそうなんだ」


と、自分の中でつながったように感じたと記しています。


前世の話が本当かどうかとは別に、この出来事をきっかけにDEN博士の中で「自分にはできる」という感覚が強くなっていったことがわかります。


千年先までブッチギリで行く

さらに著書には、DEN博士の人生について印象的な言葉が登場します。


人は生まれてくるときに両親を決め、人生の目的や将来やることを書いて生まれてくる、という考え方です。


そしてDEN博士自身の人生計画書には、


「千年先までブッチギリで行くぞぉー」


と書いてきたのだそうです。


この「千年先まで」という言葉は、その後に続くDEN博士の研究や発明にもつながっていきます。


DEN博士は、この言葉を現在取り組んでいる仕事にも重ねています。


テスラ、エンジン、そして水へ


DEN博士は、ニコラ・テスラとエジソンについても独自の見方を語っています。


著書では、現在の電力供給の多くはテスラ方式につながっている一方、エジソンは電池やさまざまな発明・事業を発展させた人物として対比されています。


DEN博士自身は、特にテスラが取り組んできた分野に、自分の現在の仕事との共通点を感じています。


そして話は、ここからDEN博士が長年追い続けてきた「水」へとつながります。



DEN博士は水を研究する一方、その先に電磁誘導や波動性のようなものもあると考え、現在はモーターや発電にも取り組んでいると著書に記しています。


水と電気。


一見すると別々に見える二つのテーマですが、DEN博士の中ではつながっています。


そして、ここから著書はいよいよ「水とは何なのか」という問いへ入っていきます。


次回は、水をただの「H₂O」として見るだけではわからない、DEN博士の水研究の世界を追っていきます。