ココロの記憶 -2ページ目

ココロの記憶

ココロの記憶をたどって、コトバの力をかりて。すこしかなしく、すこしたよりないことばたちを、よければ、どうぞ。

ささいなことでも

ありがとうっていわれた


なんどもなんども

ありがとうっていわれた


小さな声しか出なくなっても

かすれながらささやくように


すまなそうにも

ほほえみながらも


ちゃんと目をみて

ありがとうっていわれた


さいごのさいごまで

ありがとうだった


そのくらいいつも

ありがとうっていわれた


こっちこそなのになって

1年経っても相変わらずおもう


ありがとうは父の形見

雨上がりに虹をみつけた

どんよりとした雲の横

色とりどりの虹の端くれ

すがるように目で追って

もう片方の虹の根っこを

見つけてなんだかホッとする


途中は雲に絡まって

見えないこともあるけれど

そこにはまあるくつながって

必ず根っこがあるのだと

見つけてなんだかホッとする


あっちとこっち根っこと端くれ

つながりあって寄り添って

イロトリドリ虹見つけたら

いっつもなんだかホッとする

じんじんとシビレタ

不器用に大きく
息を吐くように
つぶやく気持ちが
前に前に滲み出る走りは
じんじんと心に突き刺さり
ずっとずっとシビレて残る

積み重ねた分を
また蓄えてふまえて
まだまだ上を前を向く
どこまでも心を
奮わせながら走る 
じんじんとシビレル

見ているこちらこそ
サンキューありがとう

立ち向かいたい!

とは

なんだか違うくて


立ちはだかるものを

なんとかしなければ

ならない立場に立ち


向かい合わねば

向こうに進めず


向かいたい場所に

行きたいのだと


勢いつけて

息巻いてみてみる


立ち向かうのよ!

とも

なんとも違うくて


情けないけど

行かねばならぬ


そんな方向にとりあえず

立ってみて向かってみて


攻めてみる、いや、

せめて、見る


ちらりと



みえるものが
すべてではないと
わかったつもりは
つもりなだけで

そこに居た
確かだった
あのカラダゴト
消えてしまった

昨日まで
ついさっきまで
居て見えてたのに

どこを探しても
見えないし居ない

みえるものが
すべてではないと
わかっているのに
つもりでいるのに

できればまた
みたいし居てほしい