妊娠中期は、
妊娠16週ごろに胎盤が出来上がり、
心身ともに落ち着いて、
俗に言う「安定期」となります。
でもリスクがないわけではありません!
この時期に注意が必要なのが
切迫早産、早産です。
※切迫早産は、早産の一歩手前、「早産になりかけている」状態。
※早産は、妊娠22週~36週6日の出産。
※ちなみに
出産予定日は40週0日
この前後37週0日~41週6日までの出産は「正期産」といいます。
切迫早産の症状は
性器出血
出血の程度は、ピンクのおりもの程度から血の塊のような出血、月経以上に多い出血など様々です。
妊娠37週0日以降なら、「おしるし」と言ってお産の兆候ですが、それ以前は全て異常になります。
下腹部の張り・痛み・腰痛
しばらく安静にして治まるなら良いのですが、
横になって安静にしても治まらない、張りから痛みに変わる、どんどん痛くなるのは異常です。
おりものの変化
正常のおりものは無色透明~乳白色です。
黄色や緑ぽい、チーズぽいなら、細菌に感染している可能性が高いです。細菌に感染すると早産になるリスク高くなります。
破水
この時期の破水は、赤ちゃんの命にかかわり ます!「尿漏れ」と区別がつかない時があり ます。
いつもと違うと感じたら、
迷わず
かかりつけ医に電話をして、
受診しましょう!
個人個人の症状の程度によって
治療方法が変わります。
といったいずれかの対処となります。
受診してすぐ入院という事もありますから、万が一に備えて入院準備は早めにしておきましょう。
そして
安静!安静!安静!
なぜ安静が必要かというと、
赤ちゃんがお母さんのお腹の中いる時間を増やして、少しでも成長するためです。
早産の赤ちゃんは
週数が早く生まれるほど未熟なために、呼吸機能が弱かったり、抵抗力が弱くなりやすく、感染症などにかかりやすくなります。
だから
早産を予防は
早めに
出来ることから始めましょう。
これ以外にどうしても早産になるリスクが高くなることはあります。合併症があったり、双子などの多胎妊娠や高齢出産の方です。こればかりは何ともしょうがない所はあります。でも、他を予防する事でリスクを下げることはできます。
そして
予防の基本は
やはり
食事・運動・睡眠など無理のないバランスのとれた生活を心がけて、
定期的な妊婦健診を欠かさないことです。
家族や周りの方々と協力して
お母さんと赤ちゃんを一番にした生活を心がけましょう!
プチ相談会をしています。
お気軽にお声掛けください。