私って、なんてアホなんだーー!!!
なんだかうるうるしながら帰ってきてしまった。
目が熱くなっていて、電車から降りて風に吹かれると体が一気に冷たくなるのを感じた。
絶対に長居をしないと決めて始めた今日。
自分との約束は守れた。
だけど、それがベストの選択だったのか。
それは誰のための選択だったのか。
もっと寄り添えたんじゃないかと思って。
別の言葉を求めていたんじゃないかと思って。
でも、そんなことに気づいたのは、もう何もかも終わった後で。
ほんとアホだなーー。
もっと気が利く人だったら、声をかけてあげただろうに。
もっと優しさで溢れた人だったら、話を聞いてあげただろうに。
どうして、聞いてあげなかったんだろう。
どうして、寄り添ってあげなかったんだろう。
どうして、もっと、相手の気持ちを想像することができなかったんだろう。
私はいつも、欲しい言葉をもらってばかりなのに。
いつもの自信満々な感じが全然なくって、
今思えば、何か言いたそうにしていたのに、
サインはたくさん出ていたのに。
これでよかったのか。
何があったのと、大丈夫だよと、
言ってあげればよかったのに。
アホだなあ、ほんと。
これでよかったのかなあ。
なんてとぼとぼ考えながら、久しぶりに深い後悔の念にかられながら、
帰ってきました。
でも、なぜか、不思議と、
この感じ、懐かしいなと思った。
誰かのことを真剣に考える。
自分のことがどうでもよくなる。
ただただ、誰かのことを真剣に考える。
そんなこと、懐かしく思うくらいに、
私は誰かのことを真剣に考えていなかったのかと、
残念に思うべきなのかもしれないけれど。
今日会った友人、ふたりとも、元気がなかった。
だからって、私まで元気がなくなるというよりは、
なんというか悲しくなって、
ああ、きついこの時間を乗り越えて、
その先の新しいステージに、また、しっかりと進めたらいいなあと、思った。
私には、背中を押してあげたりなんて、
そんな素晴らしいサポートは、きっとできないけれど、
どちらも頑張り屋さんだから、
一緒にいて、少し休ませてあげるくらいは、
してあげられたらいいなと思ったんだけど。
どうかな。
心配だな。
次会う時は、また元気な笑顔が見たいな。
とにかく、
私は、元気がない友人を前に、
その辛さを想像してあげることも、察してあげることもできず、
当初の予定を、臨機応変に変えることもできなかった自分が、
情けなくて仕方なくなったというわけです。
ふう。どうしましょ、これから。
