元忍者
小学校6年の5月からは
ほぼ不登校だった
中学にも殆ど通えていない
通信制高校2年の2学期にやっと
友達が出来てから変わっていった
そこからは休まず楽しく学校にも
通えていた
専門学校に進学したが
これまた一年の秋からは行けなく
なり辞める
環境の変化に彼は弱かった
その後はまたお決まりの引きこもり〜
高校時代の友達の影響でバイトを
始めるまで一年ちょっとかかった
そこからが早かった
バイト先で知り合った方との繋がりで
就職する、人間関係には恵まれていた
一度転職するも1日も休んではいない
何かしら常に働いてはいる
当時はあんなに人との繋がりを絶って
いたが今では何故か皆さんに可愛がって
いただいているようだ
今ではコニュ力がとても高い
彼ももう26歳になる
孫ちゃんが産まれ良いパパだ
小さな頃から食べる事が好きで
かなり拘りもあった
先日、家族で我が家に来てくれた時に
母はケーキを買った
彼は昔から好きなフルーツがいっぱい
のったケーキを選んだ
皆んなで食べ終わる頃に
「ご飯もちゃんと食べたね〜
ご褒美あげよう〜」と彼は
孫ちゃんに上にのっていたフルーツを
満面の笑みで全部食べさせていた
どうやらコッソリとフルーツだけを
残していたようだ
人様から見たら小さな事であろうと
思うが母は泣きたくなるほどに
嬉しかった
一緒に外食をしても今では
あんなに食い意地がはっていた
元忍者が自分のご飯を後回しにして
孫ちゃんが食べやすいようにと
分けたり切ったりしている
自分が一番〜なジャイアンだった
彼が成長しているじぁないか
あれだけ手がつけられずに何年も
病院のお世話にもなった元忍者
転職した会社で色々な資格も
次々と取らせてもらっている
人間幾つになっても気持ちがあれば
学べるんだな
止まったり進んだり
また止まったり進んだり
そのうちまた止まるんじゃあないかと
この14年ほどはずーっと
思っていたが何だかもう
大丈夫なような気がした
不登校でも引きこもりでも
人って成長していけるんだ
人は変わる
現忍者や娘さんの事で
ズーンとなる母は何だか元気を
もらったような思いだった
大丈夫だ
母ファイト〜〜