初投稿です
いまどきブログなんて流行らないかもしれませんが
とはいえ有意義な日々と自分が感じてることは記録に残したく(かつ自分で発信する動画というのは性にあわないので)

こんなこと始めてみます

 

【(大人の)理系の学び=放送大学一択】
 社会人が仕事しながら理学を勉強したいと思ったら

どんな選択肢があるだろう

 僕は若いころ物理学を勉強してました。

もう一回学びなおしたいなと思ってます

(若いころやりきれなかったから&好きだったので)

 物理学とその周辺ということで化学や生物、地学も

きちんと大学レベルで理解したいなと考えてます。

 自然界への好奇心があるので人生最後の楽しみに気長に勉強したいなと思ってます。

 

 ただし・・・難しいので、本を読むことも大事だけどやはりちゃんとした先生の講義を聞きたいと思います。(一人で本読んでも眠くなるし挫ける)

 ユーチューブもあるけどこの目的には中途半端だなと思てます

 社会人はその講義聞くところがない。

 社会人が大学で勉強するなら夜間大学とか通信制大学だと思うんですが、法学、会計、教育(先生の資格とる)、情報

は通信も夜間も結構充実してます。MBAを土日にとることもできる。・・・が物理学とか理学の勉強はあまり選択肢がないです。

 いろいろ調べて、実際に受講してみてその質の高さ、内容の豊かさも含めて

社会人の理学学習=放送大学一択&内容/自由度最強

とわかりました。

 

[小メモ]

みんな仕事に直結してないとやらないんだろうな・・・

他の国立私大の夜間や通信は基本営利だから仕方ないのだろうと思います

 

夜間大学で東京理科大があるんですが

(参考:東京理科大学理学部第二部

授業時間 平日:16:20~21:20※ 

     ※学生実験21:40を越えることあり
     土曜:13:00~19:40

とても普通に仕事がある人が通える時間帯ではありません(一時限は)

シラバスは自分のやりたいことどんびしゃだけど結構ハードル高いな

学費は出せないことないけど、もう少し安くてもいいなと思うレベル
お金貯めて老後にいくかな・・・それまで放送大学でがんばるのもいいだろうな・・・そんな風に感じました。

 

です

【放送大学の講義どんなの聞ける?】

まず驚いたのは、僕は一科目分しかお金入れてなくて

まずはお試しで入ったのですが

自分が履修していない科目でも好きな時に好きなだけ聞ける

・・・ということです(神!!!)

自然科学系でとか言ってましたが

歴史や哲学も少し聞きました。株や債券の理論みたいなのもありますし、業務に役立てたいと他の通信夜間大学にあるような会計簿記や情報系もものすごい数の講義があります

一部演習系の科目は受講してないとみられませんが

テレビ番組を買ったと思えばこれほど豊かな投資はないとおもいました。ほんとにすばらしい

 

内容と質ですが

放送大学って生涯学習用の緩い大学と思っていました
(実際単位は取りやすいです
さらに基盤っていう高校レベルの授業も
あります)

・・がきちんと極めようと思ったら上級の科目も結構あります。その気になれば学習センターというところにいってリアル個別に先生を捕まえることもできます

 

一コマ45分のTVまたはラジオの番組があり

15コマで一科目(2単位)です。

期間は半年(実質4か月くらいで視聴)

そしてこれらはインターネット配信なので24時間いつでもみられます。仕事で遅くても早送り(1.5倍まで)で30分くらい一つは見れるものです。

 

僕は若いころにちゃんと大学出てますが

90分一コマで半年、時間は長かったけど

テンポよく説明が進む放送大学の授業より

わかりづらく手書きの板書ベースで聞いてました

(今の大学はパワポかもしれませんね)
 

放送大学の授業はNHKの教育テレビのようにスタジオで

完璧に作り上げられた番組を授業としています

また実験などをしてくれたり

途中で先生が日本のどこかに取材しにいって(研究所とかどっかの洞窟とか工場とか・・・)

そういう5分とか10分の動画が挿入され飽きません

 

先生の知見もとても深くて

僕はわりと世間で名の通る大学出たつもりですが

そのときのどの授業よりも頭にしみこむなと感じてます

 

具体的に物理では

初歩からの物理('22)

物理の世界('24)

この二つは概要です。下の方がすこし哲学的でした

ちょっと考えこんじゃうような説明もあったけど

深い説明されてたと思います

まずはこれをしっかりかな。

力と運動の物理('19)

力学です。アシスタントという女性アナウンサーみたいな方と先生の会話形式で親しみやすく実験も交えて中心力問題や振動、剛体と幅広く実際の問題扱います。

(恥ずかしいのですがケプラー問題をこの様にスマートに解くやり方を知りませんでした。ごりごり変な積分で解いたのを思い出しましたが、保存量離心率ベクトルをうまく使ってさらっと解いてます。先生レベル高いと思います。
・・・離心率ってベクトルだったんだ^^・・・)

 

単位試験はほぼ前半で合格というか満点がとれそうですが

後半に解析力学の解説があり、単位に関係ないけど

とても高尚な物理が説明されます

本格派の人もここまできちんとやるといくらでも勉強することがあると感じるのではないかと。

 

場と時間空間の物理('20)

電磁気と相対性理論です。前半は初学者もわかるようにとこっとんじっくり、後半はやはり単位に関わらず高尚な内容です。

たとえば電磁波テンソルでマクスウェル方程式書くような抽象的なスタイルも網羅されてますし、超駆け足で説明というよりは一方的連絡事項みたいですが一般相対論もカバーされてる(科目分けてしっかりやってほしかった・・・履修者が少なくてあきらめたのかもしれません)

 

量子物理学('21)

一次元ポテンシャルあたりから水素 散乱と一通りきっちりやってから、後半は場の理論を標準模型まで・・・(川合先生は教える気があるのか・・・とおもう)

後半はこの先こんなひろがりがあるよ・・・と連絡してくれる回なんだなとおもってます

 

量子力学を使うという意味では

化学系の先生がやってますが

量子化学('19)

かなり濃厚な内容があります。

これは最初から最後まできちんと理解を求める科目のようで

単位試験は全範囲から出てますね。

 

このくらいの科目がまずはあります

 

物理やると数学が必要になるし

応用例として化学を履修しようと思うかもしれません

化学は熱力学の応用の場として興味深いです

 

またはじめての気象学('21)なんて科目には量子力学の序論で名前だけ聞いていたステファンボルツマンの法則なんてのが実際使われてるところも見えますし、コリオリの力を実験で見せてくれるところなどは物理の科目以上に物理を垣間見せてくれます。そして天気予報というお仕事の奥の深さを感じられてすべて見てしまい。テキストを本屋で買ってしまいました。(いつか履修したい)

 

さらに物理という意味では太陽と太陽系の科学('18)

小惑星に人工衛星(探査機)を近づけて帰ってくるまでの

ことなど大変面白い人類(というかJAXA)の取り組みを

教えてもらえました。

 

初回なのでこのくらいにして

すっかり放送大学ファンになってしまったので
やったこと(もう過去のことも含めて)

魅力を伝えていきたいです
人気が出れば科目も増えるだろうし、存続してほしいと思うからです。