データのバックアップ方法について | デルタリペアサービスのデータ復旧ブログ

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ハードディスクのデータ復旧やパソコンの修理を格安にて承っております。お見積り・キャンセルは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

お勧めのデータバックアップの方法について、お客様からしばしばお尋ねいただきます。

ハードディスクの他、SSDやSDカード等のフラッシュメモリーもいつかは必ず壊れますので、いつ壊れてもいいように備えておかないといけませんよね。

 

私共でお勧めしているのは、「ハードディスク2台への同時保存」

 

デスクトップパソコンでしたら、「内蔵のハードディスク+外付けのハードディスク」など。

保存領域の少ないノートパソコン等でしたら、「USB外付けのハードディスク×2台」へ同じデータを同時に保存します。

 

「USB外付けのハードディスク×2台」は、独立した外付けケース2セットを用います。

 

複数台のハードディスクを同時に外付けできるアダプタも市販されていますが、あまりお勧めは致しません。

複数ハードディスクの電源を、1つの電源ユニット(ACアダプタ等)が供給することになるので、ACアダプタの故障や他のアダプタを挿してしまったなど、電源に由来する問題が生じた場合、接続されたハードディスクが全て影響を受けるためです。

 

RAIDも同じ理由でお勧めしておりません。

実際、RAID6で使われていたシステムが、電源トラブルでハードディスクが多数損傷し、復旧のご依頼をいただいたことがあります。

幸い、弊社の基板修理サービスにて復旧できましたが、本体にまで損傷が及びますとRAID特有の複雑さもあって復旧が難しくなります。

 

やや手間と費用はかかりますが、いざという時の損失や出費を抑えられますので、「ハードディスク2台への同時保存」をどうぞお心がけいただければと思います。

 

佐藤