Gorilla 優性モルフ (Dominant Morph)

Gorilla

Gorillaと名付けられたNew Dark Morphです。

Singleでの印象は黒いHRAといったところでしょうか。

まだ新しいMorphである為、取り上げるか迷いましたが

現在分かっている情報を掲載し随時更新していこうと思います。

Gorillaは2010年代に

NBK Reptiles がAfricaから輸入した個体がOriginalとなります。

Brian Papuccyian のお気に入りの遺伝子であり

彼がゴリラに似ている事から名付けられたと言われています。

鮮明な黒色のほかに緑色の発色も若干するそうです。

↑Left Normal Right Gorilla

Normalと比べるとBlackbackが強く全体的に黒色が強く出ています。

Blackheadにも似ている印象を受けますが

目の先のEye Lineが細くなる事が多いBlackheadの特徴は出ておらず

オレンジ色の発色も少し弱いです。

しかし、Blackheadでもこの様なTypeは存在するので

判別するのが難しそうな印象を受けました。

NBK Reptiles とDPR coldblood はGorillaの繁殖を最小限に抑え

正確にMorphの特徴や遺伝形式を把握しようと努めていました。

過去10年間で多くのComboは作られませんでしたが

HRAとのComboではRed Axanの様な表現にはならなかった事から

GorillaとHRAは別遺伝子であると推測しています。

驚く様な強い印象を与えるほどの衝撃はなく

とても残念に思ったそうです。

そして2021年にPastelとComboになった際にPewterの様な表現になるのかを

確認する為にGorilla×Pastel Enchi Ivoryで繁殖を進めていきました。

結果的にPewterの様な表現にはならず暗いPastelですらない表現になったそうです。

Pastel HRAの様な表現に近づくのではないかと推測していましたが

その様な表現にもならなかったそうです。

生まれたPastel Enchi Gorilla YBとPastel Gorilla YBは1年間保有した後

新しい世代のGorillaを作出する為に卸売りで放出しましたが

今年のClutchの結果を見て後悔する事になります。

2023年にあまり期待を持たず3匹の♀のGorillaに

それぞれのBreederが♂をかけて卵を採りました。

その結果、想像していたよりも目を引く個体達が誕生する事になります。

↑Left GHI Gorilla Right GHI

SingleのGHIよりもかなり黒が強くBlackbackが強調されています。

この個体に関してはPatternも若干リデュース傾向にあり柄が大ぶりになっています。

他にも生まれたGHI Gorillaの画像が以下になります。

↑GHI Gorilla

やはり黒色の発色がかなり強く明色部はギラギラしています。

Dark Morphが好きな自分にとっては最高にかっこいい個体達だと思います。

やはりComboになってもBlackheadに近い印象を受けますが

オレンジ色の発色はあまり見られず蛍光色の強いYBの様な

ギラつきも感じられ、Eye Lineはいずれも細くなっていたり

消失している個体がいません。

ここから気になる事は

GorillaのSuper Formはあるのかという事になりますが

現在では確認されていません。

Super Leopardの様な形質の強い個体は生まれているそうですが

遺伝的な確証はまだ取れていないみたいです。

↑Blackhead Gorilla het Lavender

Blackbackが更に強調され背中の黒色の面積が広がています。

Super Blackheadに似た表現でEye Lineも細くなっていますが

Super BlackheadまでいくとEye Lineが全て消失する個体が多いです。

この観点でいうとこの個体は残っている方なので

やはり別遺伝子である可能性が高いのではないでしょうか。

ここからClown化やGhost化した時にどのくいらい化けるかで

Gorillaの価値が大きく変わっていくと推測されます。

NBK Reptiles とDPR coldblood はGorillaの可能性を最大限に引き出すには

まだ時間がかかるとしており2024年に

Super Formの確認を取りたいと明言しています。

Gorillaは黒くする作用があるというだけであまり

強烈な個性を発揮するMorphではないと思い

PastelとのComboの個体を販売してしまいましたが

今ではその事を後悔しているそうです。

Pastelと絡んだ時に他のDark Morphと同じ様な効果を発揮すると思っていた中で

その様な結果が得られず落胆し放出してしまいましたが

今では黄色を維持しつつ黒を醸し出す効果に着目している為

再度、PastelとのComboを取り別視点で新たな可能性を模索していくそうです。

Gorillaの特徴はDark Moprhの黒を強めるという効果が1番目立ちますが

Light MorphとのComboでContrastを聞かせる効果もあります。

まだ始まったばかりのProjectで数も少ないMorphですが

2023年のClutchでこれからの可能性が大きく広がったと

NBK Reptiles とDPR coldblood は感じているのでこれからの続報が楽しみです。

2024年には更なるComboと答えに近づくと思います。

対立遺伝をするのか等含め

新しい事が分かり次第、更新していきたいと思います。

δ７Ballpython

画像引用

Gorilla is here! New Gene UnderstandingGorilla has been one of our favorite project at NBK Reptiles for years, one of Brian Papuccyian favorite gene (probably because he looks like a Gorilla himself lol). As much as we …

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Gorilla Ballpython