Champagne 優性モルフ(Dominant Morph)
Champagne
黄金色に輝き模様がほとんど無くなるのがSingleの特徴で
目も真っ黒になる個体がほとんどである。
最高に可愛い顔したChampagne.
そんなChampagneは
2005年にAfricaで出現し、AdultとBabyの♂が始まりです。
最初にAdultの♂をAmericaのBrian Barczyk/BHB が
4,5000$で購入し、繁殖を試みるが
不運なことに
なんとか1匹の♀を妊娠させ、2年後に亡くなってしまいます。
WCの個体はこの様なことが起こる可能性が高く、
また年齢も不明なことが多い為
飼育や繁殖が難しいことが多いです。
しかし、新たなMorphの確立や謎が
多いBallpythonの解明にはWCからしか
得られないことも多々あるので挑戦し続けなければ
ならないと個人的には思っています。
Babyの♂の方はItalyへ輸出され3~4年後に
Champagneが市場に出回るようになりました。
Ballpython特有のブロッチやエイリアン模様などが
一切なくなるため、ど派手な見た目の
Champagneは瞬く間に大人気Morphとなっていきました。
Singleでもう完成されたようなMorphであり、
またComboにした時にChampagneの
特徴が強く出てきてしまうため
掛け合わせが難しいとされている中で
出てきたComboが
↑Mimosa aka Champagne Ghost
色鮮やかな幽玄色といい、頭の頭頂部の濃い色も可愛い
最強Comboだと思っているほど好きな掛け合わせです。
↑Grey Matter aka Super Cinnamon/BlackPastel Champagne
個人的に大好きなComboで
自分で作出していきたいと考えています。
灰色の淡い体色に白い部分が
斑に出てくる変わった表現をするComboです。
白の面積は完全にランダムなので
狙って面積を調整する事は出来ませんが
どの表現でも可愛くなること間違いなしです。
↑Champagne Special
ChampagneとBEL ComplexのSpecialとのComboです。
個体差はあると思いますが
ここまで変わった表現が出るとは思っていませんでした。
Specialはオレンジ色のブロッチがComboによって出ますが
ChampagneとのComboでも出る事が分かりました。
頭は黒いのに体色は薄い紫に黄色・オレンジが出ていて
可愛らしい表現をしています。
↑Champagne Leopard
LeopardはChampagneとComboになってもしっかりと
柄が出てくれる数少ないMorphです。
背中のStripeの周りは黒で覆われ
SideのPatternは不規則に丸が乱れた形が出てきます。
更にEnchiを加えても金質が上がりながら
バンディット柄が強まるのでおすすめなComboです。
↑Champagne Cypress
Champagne Comboを調べている中で1番気になった個体です。
まず、ChampagneとCypressがComboになってここまで
黒くなることに驚いたのと、
しっかりと目に見えるぐらいまで
Stripeが浮かび上がっているのが分かります。
CypressはComboによってStripeを強調する作用がありますが
Champagneでもその効果を発揮しているようです。
Adultになった時に渋くカッコよくなるイメージが湧きます。
他にもカッコいい別名が付けられているComboとして
Mojito aka Champagne Mojave Ghost
などがいます。
ちなみにChampagneは優性モルフとされていますが
最初の頃はスーパー体を出そうと各国の
Breederたちは挑戦していました。
しかしながらほとんどその計画はうまくいきませんでした。
WOBに一例だけSuper Champagneの画像が
載っていたので掲載しときます。
↑Super Champagne
全身ピンクのBallpythonは見たこと無いので
やはりSuper Champagneなのでしょうか。
生まれて間もなくして亡くなってしまったようですが
いつの日か安定した子が生まれてきてくれることを願っています。
リンガーなどが出やすいChampagneは
個体によって表情が全然違うため
色んな個体を見て自分好みな子をお迎えするのが
Bestだと思います。
自分はPumpkin LineのChampagneが
好きなため日本で見つけたらお迎えしたいと考えています。
Pumpkin LineとはMike Wilbanks により発見された
オレンジ色が強いLineになります。
それでは✊
δ7Ballpython
画像引用 WOB