本を読んでいる
"考え方"を教えてくれる本だ
それはとても読みやすくて、今夜中にでも読みおえてしまいそうなほど、自分にぴったりな本
そして今
私の隣に置かれている小さなテーブルには
巷で話題にもなった本が置かれている
買ってから半年も経つのに
何ヶ月もかけて3分の1ほど読み進めて
いつしか栞を挟んで再び開くことのない本
ネットではどちらの本にも高い評価がついていて
きっと、外国の偉い人の哲学が
私の世界を変えてくれると思っていたのに
「どうしてだろう?」
ふと考えた
こっちの本は好き
自分の考えにぴったりだし
受け入れやすい
こっちの本はイマイチ
なんだか何を言っているかわからないし
読んでいても退屈だ
もしかしたら
私は無意識のうちに
理解できないものを拒んでいる?
無意識のうちに
理解できない人をも拒んでいるのではないか
第一印象でその人を決めつけてしまったり
話してみたけど考え方が合わなかったり
一緒に過ごしたけど退屈だったり
なんとなく受け入れられなかったり
全てを読み終える前に
"つまらない"と烙印を押して
避けているんじゃないか
置きっ放しの本を眺めていたら
"つまらない人"と決めつけてしまった
あの人の顔が浮かんだ
もっと読み進めてみたら
最後には面白かったと思えたかもしれない
もっと話してみたら
実は隠れた一面が見えてきたかもしれない
もっと知りたいと思えていたら
何かが良い方向に変わっていたかもしれない
栞を挟んだまま
仕舞ってある何冊かの本
ちょっとだけ話して
なんとなく避けてしまった人たち
形の違うもの、形の違う人たちを避けて拒んでも
私の世界は無意識の中で形作られていく
なんだか、勿体無い生き方をしている気がした
これからどうしようかな
読みかけの本も、ひとまず
最後まで読んでみようかな
なんとなく関わりにくいあの人にも
明日は話しかけてみようかな
そうして
自分の知らない世界を
形の違う世界を
ちょっとでも受け入れてみようかな
そんなことを考えた休日でした
ほんとに考え事は尽きないね
そういえば
昔から嫌いと思って避けていたセロリも
今なら食べられるかもしれないね
今夜のサラダは決定かな
それではまた