わたしにとりつく
無いはまやかしで

それはほんとうは
在るのだとおもう


わたしをはなれて
足りなくみえても

くらべないかぎり
無いことなどなく


わたしがそうして
在るというだけで

それはほんとうに
貴いこととおもう