真っ白な診察室窓から光が入り真っ白な診察室わたしは自分を天井から眺めて稀少難病の宣告将来の延命治療一人で聞くには重すぎたろうか長期入院と離職手術と身体障害たくさんの人に助けられたから白い壁に囲まれ留まるわたしをきっと大丈夫と迎えにいきたいーーーあの診察室には窓があったのかいまとなっては不確かだけれどふかいところに光が差すような病による癒しのはじまりでした