わたしが傷に手をあて
ことばに耳を澄まして
痛みの声にこたえたら
星がいっそうかがやく
*
あなたが痛みをこえて
傷ついた人へ向かって
手をのばして触れたら
光がまた一つ生まれる
*
神さまに包まれている
この星たちのいのちは
一つが一つで終わらず
光としてつづいてゆく
ーーー
なぜ神さまは
痛みが存在することを
許されるのか
わたしたちは知らない
でも神さまは
すべてに目的をあたえ
ひとつの傷も
無駄にされないことを
わたしたちはたしかに
分かっている
(わたしの訳)
“We do not know
why God allows pain to exist,
but we do know
He always has a purpose
for everything,
and He never wastes a hurt.”
Kia Stephens