私物写真集より♪
子供の頃からオタクぎみだった私。
好きなものの一つに
ファッションフォトがあります。
夏、頭の中に出てくるのが
ヘルムート・ニュートンのこちらの作品
ヘルムート・ニュートンといえば、
ファッションフォトグラファーの中で
巨匠と言われる一人かと思うのですが、
この人の作品のほとんどは、
かなりエログロでちょっと気持ち悪いくらいなんです。
なので、
彼の写真展でこれを見た時、すごく意外で、
わぁ・・ユーモア・・好き
と思った、忘れられない作品の一つです。
「ガリバー旅行記 美女漂流」 といったところでしょうか♪♪
それにしては、乱れのないメイク顔なのが
ファッションフォトグラフ。
小人が潜水服というのもユニーク。
ユーモアのセンスが、ちりばめられています!
漂流してきた美女の、髪のカールの流れが
私は見る度、きれいだな・・と思うのですが
マニアックですか^^;
私が見る、美しいポイント、
テクニックはここ!!
小人たちがハの字に置かれて
美女の髪がそれと同じ角度に広がって
三角形を作っている。
という構図!
そして色。
海と砂浜の境界をほぼなくしすっきり
潜水服、美女の水着(?)、アイメイクがリンク
美女の髪は、
あえて肌色と近い髪色のモデルを使っている
と思います。
この場合、ブルネットや赤毛ではバランスが美しくない。
潜水服の少しだけの赤は、
美女の肌色と髪色に近い色で、海の色と対照
という見方もできるかと思います
美しいもの、素敵なものには理由、意図がある。
子供の頃からこんな目線。
なぜか変わらないんですよね~~
こういう記事、マニアックなので
封印してました。
出していったらどうなるんだろう・・・