長崎空港から市内へはリムジンバスで。
空港から駅までは10~15分間隔でバスが出ています。
先月の静岡県事業仕分けで静岡空港のアクセスバスについて議論
しましたが、やはり東京便が就航している空港は違いますね。
空港から長崎駅まではバスに乗ること約45分。
4年ぶりにやってきました。
時間はもうお昼時なので先に昼食を。
アミュプラザの中にある「魚菜や 朝次郎」にて。
魚菜(さかな)定食をオーダー。
メインデッシュは白身魚の天ぷらをゴボウで甘辛く煮て卵とじしたもの。
ちょっと変わった趣向ですがおいしく戴けました。
長崎市電の一日乗車券を買い、路面電車で巡ります。
まずは平和記念公園から。
4年前もここには来ました。
今年は東日本大震災もあり、自然災害で多数の人が犠牲になったと同時に、原子力災害にも見舞われました。
戦争のない平和な世の中でも悲惨な出来事があるわけで、そんな不条理さも感じずにはいられませんでした。
平和祈念の像。
もちろん4年前も見ています。2度来ることはないじゃないかと思ったのですが、実は来て正解でした。
それは後ほど。
長崎は坂の町。
ほんの少し先に行くにも階段を昇ったり降りたりなんてこともしばしば。
天主堂の見える丘から階段を下って浦上天主堂へ。
前回は前を通っただけですが、今回は協会の内部も見学することにしました。
協会内は撮影禁止です。
両側の窓には見事なステンドグラスがおさまっていて、異文化の情緒を感じます。
また被曝マリア像の顔の部分が展示されていました。
数奇な運命をたどってここ浦上天主堂に戻ってきたそうです。
マリア像の悲惨な姿をさらすのは、米軍の残酷な行為を見せつけるプロパガンダになりかねないということで様々な駆け引きがあったと聞きます。
浦上天主堂から如己堂へ。
「長崎の鐘」の永井隆博士が妻を失い放射線障害に苦しみながらも、平和を祈り捜索を続けたのが3畳一間のこの庵です。
堂内には、博士のデスマスクも展示されています。
再び電車に乗って今度はグラバー園へ。
だいぶ歩いて歩いて...でしたので少々疲れ気味。
少し小雨も降ってきました。
Facebookのあるグループでは「まるで小学生の修学旅行のようなコース」なんて言われる始末。
グラバー園のハートの敷石を探す気力もなく...。
そろそろ本気にならんとイカンのにねぇ。
大浦天主堂へ。
こちらは浦上と違い拝観料300円が必要です。
浦上に比べると薄暗く、どちらかというと日本の寺院を思わせるような雰囲気です。
と言うことで、そろそろ今日のお宿、リッチモンドホテル長崎思案橋にチェックイン。
4年前もこちらに泊まっています。
また、今年は武蔵野にも4回、計13泊してますので、定宿になってます。
部屋割りの都合と言うことでワンランク上の部屋をアサインしてくれました。
いわゆるインボラアップグレードって奴でしょうか。
ダブルベッドで広々。横に寝ても大丈夫。テレビは37インチ、ソファのスペースもあります。
こんな部屋自腹では泊まったことないです。ハイ。
夕食は長崎新地の中華街へ。
やっぱりここの中華街、ちょっと場末の雰囲気すらして寂しいです。
今回はちゃんぽんと餃子をセットで。
店の中は僕の他に1組の夫婦がいるだけで、またまた少々寂しい雰囲気でした。
稲佐山まで足を伸ばそうと思ったのですが、小雨模様で断念。
折角いい部屋をゲットしたことですし、ソファのスペースもありますので一人で部屋飲みすることにしました。
最近はTwitterやFacebookなどで遠くの人とやりとり出来ますので、これも一興だったりします。