FDA熊本―静岡便、8月からの運休検討
フジドリームエアラインズ(FDA、本社・静岡県牧之原市)は、熊本空港と静岡空港を結ぶ路線について、8月から運休を検討していると国土交通省に届け出た。5月末までに運休するかどうか最終的に判断するという。
熊本―静岡便は自動車関連企業をはじめとするビジネス需要を見込み、2009年7月23日に就航。1日1往復運航していたが利用は伸び悩み、10年末までの平均搭乗率は、当初の目標(65%)を大きく下回る43・3%にとどまっていた。
3月27日からは大人片道で3000~4000円程度安くなる新運賃の導入を予定しており、FDAは「路線継続の努力を最大限続け、利用者を増やし、なんとか残すことができれば」としている。
(2011年2月2日 読売新聞)
やはりこのような動きが出てきましたね。
1日1往復でビジネス需要を狙っているあたり相当に無理があるので仕方がないことかと。
FDAは「静岡では需要がない」と言うようなことをしきりに言っているようですが、使いたくてもいいフライトがなくて使えないというのは小生の実感ですし、周囲でもそのような声は多いです。
中途半端な便設定をしておいて「需要がない」では「おい待てよ」と思ってしまいます。
これで鹿児島便を2往復体制にするなら良いとは思うのですが、名古屋路線にリソースを振り向けるなら、この会社の静岡での存在意義はほとんどなくなるような気がします。