3年ほどSNSでお世話になっているのですが、実際にお会いをするのは初めてです。
どこに行くのかしっかりと決めておらず、まずは出雲大社へ行くことにしました。
実は今から19年ほど前、出雲大社を訪れています。
今回は社殿が大改修工事中ということで、神様は仮の社殿にお引っ越し中だそうです。
10月といえば全国的には神無月ですが、出雲では神様が集まる神在月。
ただ、本当は旧暦の10月を指すようで、11月の初め頃様々な神事が行われるそうです。
神様が全国に帰って行く日には決まって出雲には突風が吹き、
「ああ、神様がお帰りになる」と出雲の人は感じるのだそうです。
次に日御碕神社へ。
朱塗りの立派な社殿のまぶしいこの神社、社殿の配置が不思議とのこと。
天照大御神を祀る日沈宮(下の本社)と素盞嗚尊を祀る神の宮(上の宮)は、天照大御神と素盞嗚尊の関係からして、本来は逆の位置にあるべきでなぜこの位置になっているのかがよく分からないのだそうです。
この辺で昼食の時間。出雲市の観光施設「出雲文化伝承館」内にある羽根屋に行きました。


まずはざるでツルッと。コシが違いますね。

こちらがそばがき。食べたいと思っていたけどなかなか食べる機会がなくて今回が初めてです。
お豆腐のような、(それよりちょっと食べ応えはあるかな?)食感です

そば湯の汁で梅肉や山菜などがトッピングされています。
あっさり蕎麦だと思っていたら、どうやら別につゆがあったようで店の人があわてて持ってきました。
つゆなしでも梅や山菜でちょうどいいお味でしたけど、やっぱりつゆがあった方がおいしいです。
食後は須佐神社へ向かいます。
SNSでご一緒している島根県内在住の別のメンバーが昨年須佐神社にお参りしてお守りを送ってくれました。
それから2度ほどそのお守りを持って修羅場に望みましたので、感謝の意味も込めてお守りを納めに行ってきました。
圧巻だったのは社殿のすぐウラにあるご神木の大きな杉の木。
幹回りが数メートルはありそうな大木でしかも天に向かってまっすぐ伸びています。
その昔、加賀藩が数百両で譲って欲しいと申し出たそうなのですが、これを断ったとのこと。
素人が見ても非常にすばらしい木でしたから、前田のお殿様が大枚をはたいて欲しがったというのも、頷ける話です。
この木にはきっと神様が宿っているのだとそんな気がしました。

次に八重垣神社へ。
前出の地元民の書いたブログで見ていたので、行ってみることに。

古代結婚式発祥の地の看板があるとおり、こちらは縁結びの神様です。

奥の結婚式場では披露宴の最中でした。

こちらは鏡の池。
鏡の池占いというのがありまして、神社の社務所で占い用の和紙を買い求め、その和紙に硬貨を乗せて池に浮かべ、すぐ沈んだら近々縁があり、なかなか沈まなければしばし待たれよのサインだそうです。また、近くで沈めば近くの人と、遠くで沈めば遠くの人と縁があるのだとか。
池の前は女性でいっぱい。
オッサンはとても参入の余地がなさそうなので、そのまま退散することにしました。
しかしこの鏡の池、神々しい輝きだったのが印象的でした。

地元民のブログで以前紹介されていたはにわロードを探検することに。
八重垣神社の前から伸びています。
しばらく行くと道端にはにわの置物があります。
同行者もはにわを見つけて感激のご様子です。


いきなりはにわがあって突拍子もないように思いますが、実はこの辺は古墳が散在しているようで、
無意味にはにわというわけではないようです。

はにわロードの先にあるのが神魂神社(かもすじんじゃ)

八重垣神社とは打って変わって観光客も少なく落ち着いた佇まいです。

御祭神は伊弉冊大神 伊弉諾大神。
須佐神社同様の出雲地方独特の社殿です。
最後に出雲立つ風土記の丘へ。
風土記に登場する植物を集めた植物園があり見学していると、
岸部一徳そっくりの管理人の方に声をかけていただき、説明してもらいました。
面白いものがあるよ
と仰るので見せていただくと。

トリカブトの花でした。
トリカブトの花って実際見るのは初めて。こんなにきれいな花だとは思いませんでした。
こんな感じで、神社めぐりとなりました。
しかしこのルート、あとでいろいろ調べていくと、あの江原啓之氏がオススメするパワースポットが満載でした。
まぁ、偶然なのではなく必然なのでしょう(なんのこっちゃ)