
駐車場は見学者と搭乗者用が別れていましたが、ともに満車とはいかないもののかなりの埋まり具合。
展望広場もかなりの人だかりで、一段落したかと思いきや、いまだに開港ブームは続いています。
ターミナルビルに入ってみても出発便があったので、かなりの人だかりでした。
展望デッキでは"なかなか見られない"離陸シーンを見に来た人が大勢。
羽田空港に行けばいくらでもみられるんですけど、やっぱり空港に遠い静岡の人々にとってはまだまだ珍しいもののようです。
離陸機がエンジンを離陸推力にあげると、デッキ全体からどよめきのような歓声のような声が上がりました。
空港の名物といいますか、目玉の一つに、お茶のサービスがあります。聴き茶のようなものですね。

本日のお茶は牧之原市のお茶「望」(のぞみ)。
別にJRのロゴのついているようなお茶ではなく、やぶきたの深蒸し茶です。

係の人が我々の見ている前でお茶を煎れてくれます。
お茶インストラクターの人なんかは、下品なくらいに急須を振って最後の一滴まで搾り出す人もいますが、さすがにそこまではしていませんでした(笑)。
このお茶は、玉露のように覆いをかけて栽培するのが特徴。
覆いをかけることによって直射日光がさえぎられ、甘みが増し、煎れた時に鮮やかな緑色のお茶になるそうです。

一煎目は甘みが強い味わいとなり、二煎目は少し渋めの味わいになります。
ティーバックもあるので買い求めようと思ったのですが。

こんな掲示が。
これは川勝知事が、「試飲したお茶をその場で買えないのはよくない」と指摘した影響でしょうか。
売店に行ってみたのですが、お茶がたくさんあって、どれが今飲んだお茶なのかよくわかりませんでした。
知事の指摘のとおりその場で売ってもらうほうがやっぱりいいですよね。
それが無理なら、脇にワゴンでも置いて清算は売店のレジでできるようにするとか、もうちょっと工夫してもらえるといいんですがね。
空港に見学に来ている人々は、少なくとも空港や飛行機ににそれなりの興味を持ってきているはずなので、航空便の潜在顧客でもあるわけですから、全体的にもう少し商売っ気があってもいいと思うんですよね。小銭を稼げば赤字の穴埋めにもなりますから。
展望広場に露店をだすとか、展望デッキでパンフを配ったり、航空会社にしてもマイレージ会員の受付をやったりするといいと思うんですよね。
もっとも、不景気だしお盆の繁忙期だからどこもそんな余裕がなくて余計な人員は配置できないのかもしれませんけど。