ヤマトは久しぶりの投稿です。
別にサボってて訳ではないのですが・・

実は三ヶ月前にはほとんど完成していました。
推進装置、操舵装置、注排水装置 等
しかし、一点を除いて!

本艦はMBTを装備しており、MBTに注排水することにより、水上状態や水中状態にすることが可能になっています。
それぞれの状態の復原性も浮力材と錘で調整しました。


                   写真1

写真1はMBT残水ゼロ状態の最初に水に浮かべた水上状態です。
喫水もまずまずで、水上艦として問題ない状態となってます。


                  写真2

写真2はMBTに注水して、 ほぼ水中状態となっています。
若干の錘調整と補助タンクへの注水で、全沒になります。
復原性も全く問題ありません。

しかし、問題はここからなのです。

写真2の状態から排水ポンプを起動してMBTブローすると、写真3のようになってしまいます。


                  写真3

え‼️  なんで⁉️
水上状態や水中状態では全く問題ない復原性が、MBTに残水があるだけでなんでこんなにヒールするんだ‼️

ここで前回アップした「潜水艦の復原性」の記事です。

潜水艦が潜航・浮上するときには、復原性が最悪になるポイントがあるということです。

MBTに残水が存在する状態がまさにこれ‼️

復原性がたまたま最悪の状態になっていました。

この時に、左右のアンバランスの要因があれば写真のような状態になってしまいます。

本艦は水中はもちろんのこと、水上状態でも航行させることが「ウリ」なのです。
そのためのMBT、フラッド弁、排水ポンプの装備なのです。

潜航後に浮上して、まともな水上航行が出来なければ、これらの装備が全く無駄になってしまいます。
そのためには、アンバランスの原因究明と対策を立てなければいけません。

      でも、本年はここまで。つづきは来年アップしますね。(^J^)



今年一年 我が黒艦艦隊のブログにお越しいただき ありがとうございました。
来年も宜しくお願いします。
皆様も よいお年をお迎えください。