わたしは死にました。







何か今まで握りしめていたもの

必死で守っていたもの




自分がいちばん怖れていたこと。





見たくないもの。






恥ずかしいと思って隠していたこと。





人に怖くて言えないこと。





世間体。





人の目。








鍵を壊され、


こじ開けられた時、


ずっと手放せなかったものが


スルスルと砂時計のように


手の指の隙間からこぼれだした。








でも、


どこかで私はそれを望んでいた。






臆病がすぎて

自分から鍵を開ければよかっただけなのに

ここまでならないと気づけなかった。




自分が思い描いていた頭の中の恐怖が


膨大すぎて破裂した。







安堵に変わった時だった。





2月1日。





きっとこの日は忘れない。






わたしは死にました。







だから再生する。








死と再生。





破壊と創造。








わたしの中をリセットする。






裸に生きる。