笑い
おばがよく買ってきてくれる高木屋の「草だんご」
渥美清さんは 出来上がった作品を劇場まで観に行きます試写会じゃなくて?
そのほうが 観客の反応を 直接 感じられるというのですなるほど
以前 「男はつらいよ」に こんなシーンがありましたどんな
寅の留守中 家族が いただいた大きなメロンを切って 食べています
そして食べ終わったあとで 寅が帰って来て 皮だけのメロンを見つけます
それを見た寅は メロンが残されていないので 怒りまくる内容です
このシーンを観た 新宿や渋谷の観客は 大笑い しますが
同じシーンを観た 浅草の観客は怒り出すといいます 寅に残すべきだろう
同じ人間でも 感じ方は それぞれ なんですねみんなは どっち?
そういえば 笑っていい時に笑わないで
笑ってはいけない時に笑っている人 いますよね センスないぞー
豚の日
毎年 3月1日は 「豚の日」
アメリカでは 豚への感謝(ハムやベーコン?)を込めて
いろいろなイベントが行われているそうです
そこで 今回のテーマは 「食のタブー」
世の中 宗教や文化で 特定の食材が タブーとされているのだ
たとえば インドで ヒンドゥー教徒(80%以上を占める)は牛を食べません
牛は神聖視(シバ神の乗り物)されているそうです
それでも インド産以外の牛肉なら食べてしまうヒンドゥー教徒もいるとかええ
牛でも 水牛(悪魔の乗り物)は区別され
インドでの 牛肉消費は世界4位だそう輸出は世界1位なんだ
もっとも インドは 多様化している国
イスラム教徒は 牛肉大好きでしょうから牛と水牛のどこが違うんだ?
文化の観点から考えると 心理的な背徳感がありますどういう事
豚が ペットだったら 食べられませんよね確かに
Wikipediaによると
「一般に食用と考えられている動物でも ペットとして接することによって
特定の個体が擬人化され 食材としてみなすことができなくなる」
と 書かれていました人間次第ってことか
家畜の豚は ベーコンやハムになり
ペットの豚ちゃんは かわいがられるんですね
愛しい豚ちゃんが死んだとき
戒名を付けたり お経を挙げる 坊さんもいるんですすべては金か
そういえば 馬肉がタブーとされている英語圏で テレビのレポーターが
「この辺では 馬の霊が出るそうですよ」
って言っていましたおなじことを肉屋の前でも言ってみろよ
すべては人間次第なんですねぐちっぽいブログだな
差別問題
ジョージベンソンじゃなくて・・・
1968年のことです
アイオワ州の教師 ジェーン エリオットは ひとつの実験をおこないます
それは キング牧師の死をきっかけにして
差別問題に取り組むものでした公民権運動があったな
彼女はまず 授業の中で
「青い目」のこども と 「茶色い目」のこども を
2つのグループに類別しました小学3年の担任だったんだ
そして こう言います
「青い目の子はみんな いい子 とても優れています
だから 5分 余計に遊んでもいいです」
「茶色い目の子はだめな子 馬鹿だから 青い目の子とも遊んでは
いけません 給食もおかわりしてはいけません」
この実験 事前に同意を得ていたものの
たった15分で子供たちの態度に変化が生じたのです社会の縮図
つまり 優れていると言われた子供たちは 優越感を抱き
劣っていると言われた子供たちは 劣等感を抱いたのです
次の日は 逆に入れ替えて 待遇に差をつけて生活させたんだ
このように エリオットは子供たちの体験を通して
理不尽な差別に対する見方を変えていったのですおみごと!
PS こんな授業を受けたら 一生忘れませんよね
動画はDailymotionで観られるよ