かに玉。30歳。都内で普通の会社に勤める、ごく普通のサラリーマン。
大学を卒業し、今の会社に勤めて8年。
とりわけ出世している訳でもなく、かといって収入が少ない訳でもなく、
彼女はいないけれど、趣味はたくさんあるし、一人で何かする事が好きだし、
特に何の不満もなく毎日を過ごしていた。
あの日の朝だって、いつものように7時半に起きて、
やっぱりちょっと遅刻しそうでバタバタした朝だったけれど、
昨日とも、おとといとも同じような日常がやってくるはずだった。
いつものように仕事を終えて家に帰ると、
母親が真剣な顔をして食卓のイスに座っていた。
一体何があったのか話を聞いてみると、我が家の建っている土地の地主から
借地の契約更新費用を請求されたという話。
その費用600万。
我が家は母子家庭で母親とかに玉の2人暮らし。
しかし、我が家は昔親族が皆住んでいる大所帯であったため、土地が無駄に広い。
同じぐらいの広さの土地には誰が住んでいるんだろうと調べてみたら、
ほぼ北島三郎の家の土地と一緒だった。
だから、更新費用もバカにならない。色々と地主と交渉をしてみたのだが、
結局、この費用を捻出する事にした。
現在の貯金額300万。さあ、残りの300万はどうするか。
借りるしかない。
母親は家で内職をしているものの、とてもお金を借りられるような収入はない。
つまり、かに玉が借金を背負うしかない。
数日後、かに玉の手元には300万円の現金があった。
借金の返済計画書と共に。
実際のところ、金融機関からは、かに玉の収入では190万円しか借りれなかった。
残りの80万は親族から。30万円は友人から。
実は、借りてきた300万円は、母親には「貯金でまかなった」とウソを言っている。
ムダな心配と、罪悪感を持たせたくないと思ったから。
でも、かに玉の年収からいうと、300万円という額はとんでもない額になる。
基本的にかに玉は、趣味やくだらない事に対する浪費癖があり、
今後数年は、その浪費癖を直していかないといけない。
さあ、大変だ。どうしよう。
返済は地味にやっていかなければいけない。
しかし、ちゃんと返済をするために、渇を入れてくれる人が周りにいない。
そうだ、ブログで完済までの日々を生々しくさらけだしてしまおう。
そうすれば、少しの節約も幸せになるし、ゴールまでのカウントダウンを
目標として頑張れる気がする。
うん、きっとそうだ。
唯一、良かったと思う点。
かに玉は「超」が付くほどの楽天家だということ。
返済するのであれば、借金が減るのを楽しみながら返済していこう。
だから、ブログの内容は「借金返済」だけど、
決して重い内容にするつもりはない。
「楽しみながら返済した記録」を、このブログに残していきたいから。
■■借金残額 残り3,000,000円■■