節電の基礎として

各家庭において節電を行うという事は、簡単にいえば「消費電力を節約する」という事です。
節電テクニックは、元々エコという観点から多くの方法が生み出されていました。
エコに対して真摯に取り組んできた事が、震災直後の日本に多いに役立ったといえるでしょう。
日本は節電に対して、かなり進んだ知識と技術を持っているのではないでしょうか。
そんな節電の基礎を学び、節電テクニックを身に付ける事で、震災においてもたらされた課題、そして教訓を活かす事につながるといえるのではないでしょうか。

節電の基礎として、まず知っておくべき事は、「消費電力の多い時期」です。
四季のある日本では、一年を通じてずっと同じ消費電力というわけにはいきません。
どの時期が各家庭において消費電力が多いのかという事を知っておく事で、特に力を入れて節電すべき時期が見えてきます。

震災以降、節電を特に呼びかけていた時期は、夏場と冬場ですね。
この時期は冷房や暖房を使用するため、消費電力は必然的に多くなります。
特に多いのは、夏場です。
夏場は、他の季節と比べて1.5倍ほどの消費量になります。
一方、冬場は夏場ほどの瞬間的な消費量はありません。
ただ、冬場においては、消費電力の伸びが最も大きくなっています。
厚生労働省
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