ご無沙汰しております。

実は、このひと月の間、ブログからすっかり離れておりました。


何故かと申しますと、

しばらく自身のブログを書くことはもちろん、ブロ友様のブログを拝見することすらできないような心理状況だったからです。


まずは、ご安心いただきたいのですが、

その問題は幸いにしてほぼ解消しつつありまして、だからこそ本日、久々の記事をアップさせていただいています。


きっかけは人間ドックでした。


要精密検査となり、(詳しく書くのは差し控えますが、)疑われた病気が、大変深刻なものだったのです。


『病は気から』は本当ですね。

終始深刻な面持ちの医師や看護師の表情を見ていたら、その日からあまり食事が喉を通らなくなり、夜も安眠できなくなってしまいました。

徐々に体重も落ちて、あっという間に驚く程『病人』らしくなりました。


まず頭に浮かんできたことは、

まずただ、ただ家族に申し訳ないということ、


そして次に頭に浮かんだことは、お弁当が作れなくなることや、この先の子ども達の学費の心配でした。


この家から自分がいなくなることを想像すると、、、


じっとしていると、ロクなことを考えません。


そこで、平日はひたすら仕事に打ち込んで、大きな企画を一本通し(仕事が大好きなのだと改めて気づきました)、土日は息子の部活の試合の応援にいって他のお母様方と交流したり、学校の役員会に出掛けるなど、休まず動き回っていました。



しかし、自分と向き合う必要のあるブログだけは、どうしても書けなかったのです。


そんな最中に迎えた子ども達の期末テスト。


今回、私は一切口出しをすることはありませんでした。

その理由は、自分のことでいっぱいいっぱいだったからではありません。


『子どもの人生は子ども自身のもので、切り拓いて行くのは本人以外いない』ということを、


『もう助けてあげられないかもしれない』ので、初めて悟ったからでした。


日頃、口出しをしていたのは、

『子どもため』と言いつつも、

実は、私自身の子に対する執着だったと気づきました。


自らの未来が不確かだと感じた時、

親である私の、子に対する一番の願いは、

所謂、いい子でいてくれることではありませんでした。


親である私の本質的な願い、

それは、

どんな局面にも自力で立ち向かっていけるだけの、判断力やしなやかさや賢さであり、

親に頼らない逞しさだったのです。


これに思い至った時、

親の口出しは、子ども達の成長の機会を奪うものであると強く悟りました。



幸い5回の検査・通院を経て、私の病の疑いは、黒に近いグレーから白に近いグレーとなり、白と判断される日も近そうで、、、

今、久々に平穏な日常を取り戻しつつあります。


今後、徐々に元のペースを取り戻してまいりますので、今少しお時間をいただければ幸いです。


以上が、ここしばらくの私の近況のご報告です。

ここまでお読みいただき、

本当にありがとうございました。


皆様もご健康には十分留意され、

どうぞ良い年をお迎えください。