2月2日は天国の息子のお誕生日でした。

 
 
 
あれから2年。
 
 
 
10日間だったけれど、
息子は確かに生きていたんだと、
切ない気持ちで思い出します。
 
 
 
触れると足や手の指先を少し動かし、
口をもぐもぐさせたり、
息をするように胸を動かしたこともありました。
 
 
 
 
名前を呼んで、寝ているところを起こしてしまったこともあります。
 
 
 
 
息子は泣かなかったけれど、
呼びかけに応じるように目を開けて
こちらをまじまじ見詰めていました。
 
 
 
 
二年経った今でも、
息子にまつわること全てが愛おしくて、
同時にそれが失われてしまったことが悲しくて、
不意に胸が苦しくなります。
 
 
 
 
息子が恋しいあまり、
自分が命を終えるなら、
二月がいいといつからか思うようになりました
 
  
 
 
初めての我が子を出産し、見送った二月。
 
 
 
二月二日から十二日にかけては、
息子とつながっていられるような気がして、
二月にあちらに行けば
すぐに息子に会えるような、
そんな気がするのです。
 
 
 
勿論、息子のところへ行くのはまだまだ先のことですが、いつか遠い未来に。
 
 
 
 
そんなことを考えていると、
西行の歌を思い出します。
 
 
 
 
「願はくは 花の下にて 春死なん そのきさらぎの 望月の頃」
 
 
 
 
ご存じの方も多いことと思いますが、
この歌はお釈迦様と桜の花への憧れを詠んだものです。


西行は実際に2月16日(現在では3月)に亡くなったそうです。
 
 
 
 
西行と同じように語るのは恐れ多いですが、
亡くなった息子に対する思慕が非常に強く、
2月2日という日付にも特別なものを感じています。
 
 
 
 
お誕生日当日は、
プリンアラモードを作りました。
 
 
 
 
去年はケーキをオーダーしましたが、
今年は糖質が気になり手作りにしてみました。
 
 
 



 
 
私は小さな頃、フルーツがいっぱいの見た目の可愛いプリンアラモードが好きだったので、息子も喜んでくれたらいいなと思い飾り付けをし、チョコプレートも作りました。
 
 
 
 
また、主人と一緒に普段作らないようなご馳走を作り、息子を迎えもてなすような気持ちですごしました。
 
 
 
 
 
お誕生日プレゼントは、
『いない いない ばあ』の絵本です。
 
 
 
 
実はこの絵本には少し思い入れがあって。
 
 
 
息子を妊娠中
この絵本買おうか迷って
結局やめてしまったので、
それがずっとわだかまっていました。
 
 
 
 
2歳のお誕生日に
やっと買うことができてよかったです。
 
 
 
 

また、別に刺繍のプレゼントも作っていたのですが、想像以上に時間がかかり間に合わなかったので、出産までにゆっくり仕上げようと思います。
 
 


 
 
息子と過ごすことができたのは
ほんの十日間でしたが、
私の29年の全てをいっきに超えていきました。

 

二年経った今でも、もうあれ以上の時間はないのではないかと思います。
 
 
 
去年も、今年も、そして来年も、
ずっと新生児のままの可愛い我が子。


一生の幸福をくれた私の赤ちゃん。
 
 

二歳のお誕生日おめでとう。
 
 


大切なあなたに
たくさんの幸せがありますように。
 


愛情と感謝を込めて。
 
 
 
長くなりましたが、
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。