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ココロノコトノハ(心の言の葉)〜日経新聞・マイ・アーカイブ

日経新聞(本紙&電子版)より保存した記事の中から、心に残った記事を1回1件ピックアップしてお届けします。

$ココロノコトノハ(心の言の葉)~日経新聞・マイ・アーカイブ

(屋久島の1枚。二代杉~切り株の上に種子が落下して成長した杉で、杉の世代が代わったことを「切株更新」と呼ぶそうです)

世界自然遺産登録20年、沸く屋久島 細る白神
観光・保全、両立の道探る

2013/11/18付日本経済新聞 朝刊

“島には観光客の利便性を考え整備した様々な施設がある。約270ヘクタールの森に4コースを設け、体力に合わせて様々な屋久杉を鑑賞できるヤクスギランド。レンタカーや観光バスで移動、散策もでき、野生の猿や鹿を間近で見られる西部林道。離島というハンディを乗り越えて客を招くため工夫を凝らしてきた。

 その結果、島を訪れる観光客は増加。宿泊施設は登録前の3倍近い137軒、観光関連の就業者は8倍の164人に増えた。人口減に悩む自治体が多い中、屋久島はほぼ横ばいを維持している。”


(以上、同記事より一部抜粋)

言わずと知れた世界遺産・屋久島。
ちょうど1ヶ月前に旅行で訪れた、「あこがれ」の屋久島の記事が掲載されていました。
行ってみたからこそ言える、というわけではないのですが、タクシーの運転手や山岳ガイドにバスガイド、お土産屋さんにホテルマン&ウーマン、そこで暮らす人や働く人がすごくイキイキと輝いていて、屋久島で生きていることに誇りを持っているなあと思いましたね。
そういう姿を目の当たりにするからこそ、「また行ってみたい」と思えるんだろうな。
今度は九州最高峰・宮之浦岳に登頂するぞ。
また、「行ってみたい」。そう思える地域って、素敵ですよね。

一方、この記事で対照にされていた、もうひとつの世界遺産・白神山地ですが、こちらも絶対に良い場所ですよ。間違いなく。
で、思うんですが、人を呼ぶにはどうしたらいいか?ではなく、そこで暮らす人(暮らす人は少ないらしいですが)、あるいは白神山地に何らかの繋がりのある人が、イキイキと輝くにはどうすればいいのか、そういう姿をもっと発信していけばいいのにな、と思うんです。
もし、もっと知って欲しい、来て欲しいと思うんであれば、ですね。
逆に、あまり人に踏み入れてもらいたくない、世界遺産を手つかずの自然のままに残すんだ、という考えでも、それはそれでいいのですよね。
で、それをもっとアピールすればいいし、そういう情報に触れてみたいなと思いますね、僕は。





ここ数日の日経保存記事

11/18

●世界自然遺産登録20年、沸く屋久島 細る白神
観光・保全、両立の道探る

●(池上彰の必修教養講座)現代日本の足跡に学ぶ(7) 繰り返される教育政策

●足りぬノウハウ外部から 経験過信、赤字の恐れ

●高校・大学つなぎ人材発掘 ソフト創作コンペ活用
国枝義敏 立命館大学情報理工学部副学部長
課題は漠然、発想自由に 意欲・資質を評価

●シニア、強み生かし起業 大量退職時代が到来
会計士800人が出資 元教授、特許が形に

11/16

●佐賀県、有田窒業大学校を佐賀大に譲渡へ 16年春にも

●和歌山にプロのバスケチーム、活性化へ弾み

●幼保連携型こども園 園庭義務付け 政府部会案、都市部で難航も

●就職したい大学生 最高 来春卒、77.9% 「採用増のうちに」

$ココロノコトノハ(心の言の葉)~日経新聞・マイ・アーカイブ

(今日の1枚。大事な事は分かち合うことだと思う)

(大学は変われるか)教育力を高める(4)研究至上主義、今は昔 「教える技」一から鍛える
2013/11/13付日本経済新聞 朝刊

“研究と教育はクルマの両輪と言われながら、大学教員の本音は「本業は研究で教育は二の次」だった。だが、それでは大学の大衆化で多様化した学生に通用しない。教育に熱心な教員を増やそうと、大学は採用や研修に知恵を絞る。文部科学省によると、2013年度は99%の大学が教員の能力開発に全学で取り組む活動(FD)を実施した。”

(以上、同記事より一部抜粋)

FDとはファカルティ・ディベロプメント(Faculty Development)の略であり、教員の能力開発に全学で取り組む活動つまり大学教員の教育力を高める活動のことをいいます。
大学教員にとって、研究なのか教育なのか、という議論はかなり前からされているようですが、教えることができない(苦手な)人は教授とは呼ばれない、呼べないと思うのですよね。
研究の成果を学生に教える事で学生と分かち合う、そんな活動ができる大学がいい大学なのではないでしょうか。


本日の日経保存記事

11/13

●(大学は変われるか)教育力を高める(4)研究至上主義、今は昔 「教える技」一から鍛える

●おしゃれも海外志向 若者、高まる情報感度 新聞解禁、続々と創刊
$ココロノコトノハ(心の言の葉)~日経新聞・マイ・アーカイブ

(今日の1枚。勇気もらいました)

(大学は変われるか)教育力を高める(3)海外への留学 倍増めざせ まずは短期 「世界を見て」
2013/11/12付日本経済新聞 朝刊

“明治大国際日本学部3年の友近佑紀さん(21)の留学先は米フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド。今年2月までの半年間、世界中から観光に来た人々を接客した。企画した小林明特任教授は「日本の若者に必要なのは、多くの人種の中で生き抜く強さ。大学の講義を受けるだけが留学ではない」と話す。”

(以上、同記事より一部抜粋)

楽しそうな留学ですね。
接客と英語、両方学べるんですよ。
記事にもあるように、「多くの人種の中で生き抜く強さ」が確かに必要です。
単一の町内、単一の学校、単一の国・・・。
これらに固執していたのでは、まさに井の中の蛙。
揉まれながら学べる留学なら、自分の子どもを飛び込ませてもいいと思います。
親や学校の先生では教えられないことの方が、数千倍、いやそれ以上世界にはあるのですから。
教科書は地球ですね。

日経保存記事

11/12

●(大学は変われるか)教育力を高める(3)海外への留学 倍増めざせ まずは短期 「世界を見て」

●チームで謎解き、菓子づくり… 職場で広がる体験型研修
楽しんで結束/役立つ発見も

●(旬の人時の人)アンジェラ・アーレンツ氏(53) 英バーバリーCEOから米アップルに転身

11/10

●購買データ提供し新商品 CCCは4700万人分
食品・日用品メーカー向け 好みや売れ方解析

●(大学は変われるか)教育力を高める(2)最難関校でも入試改革 「とがった人材」のどから手

$ココロノコトノハ(心の言の葉)~日経新聞・マイ・アーカイブ

(屋久島の1枚。木は自由自在。まっすぐ伸びるだけじゃないんだ)

富士フイルム首位に 人を活かす会社・本社調査
育児や介護支援、手厚く 2位にSCSK、残業を半減

2013/11/5付日本経済新聞 朝刊

“総合首位となったのは富士ゼロックスなどを傘下に持つ富士フイルムホールディングス。「育児・介護」と「雇用・キャリア」で首位に入った。

 子どもが生後3歳になるまで最長で2年間休職できる制度を設けたほか、出産祝い金として1人目は5万円、2人目は10万円、3人目以降は100万円を支給する制度も整えた。

 介護支援では、最長で2年間休職できる仕組みを導入した。休職は複数回に分けて取得できるという。一方、社員が海外の大学などに留学する場合、試験に合格するために通った専門学校の費用を最大100万円まで支給する制度も整えた。”


(以上、同記事より一部抜粋)

昨日の記事、「会社というキャンパス」とは違う形での社員満足度向上作戦ですね。
手当や残業などを改善させることで、社員の満足度とモチベーションを上げようという狙いです。
社員の満足度やモチベーションを向上させるということは、社員を活かすことに直結することでもあります。
僕としては、勉強するために通う専門学校の学費100万円支給が一番嬉しいですね。
学校で身に付けたスキルや取得した資格は“一生もの”ですからね。
それに・・・、不謹慎ですが、その会社を辞めて、起業するなり転職する際にも役立ちそうです。


今日の日経保存記事

11/5

●(シニアが拓く)資産を生かす(4)技術・ノウハウつなぐ 「年の功」埋もれさせない

●男性保育士、頼られる存在に 園新設で採用広がる
園長目指す人も

●(迫真)ソフトバンクinUSA(1)孫社長のリベンジ

●富士フイルム首位に 人を活かす会社・本社調査
育児や介護支援、手厚く 2位にSCSK、残業を半減

$ココロノコトノハ(心の言の葉)~日経新聞・マイ・アーカイブ

(屋久島の1枚。大きな大きな一枚岩を渡っていく)

これがアップルの未来オフィス、革新生む“ゆりかご”に
グーグルやフェイスブックも競う

(2/4ページ)2013/11/4 7:00日本経済新聞 電子版

“社は巨大なひとつの建物。秘密主義で知られた同氏らしく、外部からの侵入経路を遮断しやすい設計だ。

 現在も同社はクパチーノ市の本社で毎年、中庭で運動会を開催しており、社員の一体感を醸成している。社員食堂には地元の有名な料理人を招いて最高の料理を供し、エンジニアらが24時間、快適に過ごし、能力を発揮できる環境をつくっている。”

(以上、同記事より一部抜粋)

これは、アップル社の会社の事だそうです。
社員の一体化を醸成する運動会、有名なシェフによる最高の料理を食べられる社員食堂など、24時間快適に過ごすための環境が会社の中にあります。
アップルだけではなく、グーグルやフェイスブックも優秀な社員が入社するように、そして優秀な社員が辞めないように、競うようにして社屋を「キャンパス化」させています。
会社が好き、仕事が好き。
そういう気持ちが会社を、社会を成長させるのですね。
日本の、仕事や会社を好きにさせるやり方が違うような気がしますね。


今日の日経保存記事

11/3

●(シニアが拓く)資産を生かす(3)不動産は「使う」もの 賃貸や担保 暮らし潤す

●(社説)受験偏重教育を変えるのは今だ

●これがアップルの未来オフィス、革新生む“ゆりかご”に
グーグルやフェイスブックも競う