土曜日、父ちゃんがいなかったので二人で公園へ。
遊んでいてしばらくすると、小学生の女の子が二人きた。
こっちにかけよってきて、一人の子がデコちゃんによしよししてくれた。
「何年生?」
と聞くと、1年生。
それだけ話すと、二人は遊具のほうへ。
デコちゃんもうれしそうに後を追う。
お姉ちゃんが遊ぶとこへついて回る。
一人の子はデコちゃんにいろいろ話しかけてくれるが、
もう一人の子は嫌そうで、
「あっち行こう!」とか、「またきた~・・」
と、デコちゃんが近寄るたびに違う場所へ。
嫌がってるのがわかったし、ついてまわっても仕方ないので、
遠くから眺めてるデコちゃんに、
「お姉ちゃんたちね、いやなんだって。ブランコしてるし危ないから、かあちゃんとあっち行こう。」
というと、内容がわかったのか、うんとうなづいて離れた。
「いやなんだってー」
と言ってしまったことは理解してないかもしれないけど、言わなきゃよかった。
なんとなくわかったんだろう。
それまできゃっきゃと嬉しそうに後をついて回ってたのに、
大人しく母ちゃんについてきた。
言い聞かせたのは自分なのに、デコちゃんの表情を見ていたら涙ぐんでしまった。
こんなことで涙ぐむなんてー・・
と思いながら切なくて仕方なかった。
もう少し年の近い友達なら一緒に遊べるのにね。
そう思うと、早く妹か弟を・・・と考えてしまった。