庭の林檎の花が満開です。

やさしい香りを漂わせています。



農薬をまくのが嫌なので殆ど実をつけることはないのですが

花が咲いてミツバチが沢山集まってきて

その活気のある羽音を聞いているだけでも

何だか安心します・・・。



自然のサイクルがちゃんと営まれているのを感じて。

誇るでもなく

自己主張もせず淡々した姿に。







あっという間に新緑の季節がきていて

春特有のこまごまとした仕事がある毎日です。



旦那さんの実家からほうれん草を頂きましたが

余りにも多くて選り分けて湯通し冷凍保存するのに2日もかかりました。苦笑



そんな手間はかかっても





こんな風にほうれん草のパウンドケーキになったりして

旬の味を家族で楽しんでます。






最近旦那さんが山にしょっちゅう行くたびに(6匹の犬は山に移動)

野生のタラの芽を持ち帰ってくれるので

去年は天ぷらぐらいだったのが

今年は毎食のように食卓に並ぶため

飽きないように色んな料理を試してみました。






最終的に一番美味しく息子も喜んで食べてくれたのは

このタラの芽のチヂミでした。



タラの芽以外は入れないのに美味しくて

天ぷらよりも油を使わないので40代の私たちにも

意の負担がなくていいです。



上のナムルはほうれん草とチナムルのナムル。






またこの季節

生のカタクチイワシ(煮干のミョルチとしてお馴染みの)が出回る時期で

これでチョッカルを漬ける時期なのですね。



毎年この時期にマウルごとに天然塩と

生のカタクチイワシを注文をとっているのは知ってましたが

今年初めて注文して作ってみました。



カタクチイワシを塩漬けして熟成させるもので

キムチなどを作るときに入れたり

ご飯のお供になったりするのですが



想像以上に大量でマウル会館に届いた物を

車で運ばないといけなかったです。

何十キロぐらいだろう・・・。

持って行ったタライが小さいと笑われました。



車に乗せるのを手伝ってくれたマウルのおじさんは

韓国のお嫁さんでもやらない人も多い中で

日本人の私が作るのか?!というような

戸惑いのまなざしで一瞬私を見ました。笑






でもここで生きて

ここの文化、風習、特に私が関心の大きい食文化を愛していく

そんなことがここ数年前からとても楽しいのです。



お父様が好まれたテンジャンチゲを想像しながら作り

キムチを漬け

お年寄りが好むチョッカルを漬けながら

きっとお父様もお好きだったろう・・・と想ってみたりして



何より家族のためにする

こういう作業から



韓国のオモニたちの정성(精誠、真心)がわかるからかもしれません。











にほんブログ村