夜中の12時過ぎにメールが来ました。




虫の知らせか眠りに着く前にメールのチェックをした時

丁度来ました。



高校生のホームグループメンバー

以前も夜中のメールで悩みを打ち明けてくれた男の子。

一番大人しく自分の感情を言葉にするのが苦手な子です。







今回はホームグループの仲間たちと

交換日記をしたいのですがイモの考えを聞きたいというものでした。



メンバーには事前にメールで気持ちを伝えていて同意をもらっているそうで

次の日の礼拝の時のホームグループで話を煮詰めたいようでした。





彼らしいは発想だな!と思いました。




日々感じたこと、悩みなどを皆と共有し合って

神様につなげたいということでした。



一週間ずつ交換して月1のホームグループの時に

私に読んでほしい・・・とのこと。







成和学生と関わりながら

彼らの気持ちに答えるのはタイミングが一番大事だと

常日頃思っています。



アドバイスしようとかいうよりも

その時の感情に寄り添いたいと・・・。



一緒にいるときなら肩をぽんぽんとたたくとか

手をぽんぽんとたたくとか・・・。



私の子供時代スキンシップはそんなに多くなかったなと

韓国の親子関係や

大人と子供たちとの関係を見ていて思うことです。



言葉で上手く表せない時も

そういうちょっとした優しいスキンシップで

人の心がほぐれたり癒されたりするものなのだと。



メールの場合は一言でも返事をすることを心がけてます。

韓国語は日本語のように遠まわしな表現は余りないので

直球ですが(苦笑)

最近ではㅋㅋ とか、ㅎ ㅎとか(笑いの表現、ほほ・・とかききとか)

^^マークとか感情を表現できるから良いですね。







この時は、彼が自ら今の自分を成長させたいと思っていることが

彼の行動からわかるし

大人しい彼が自分からアイディアを出して行動していることが

とても嬉しくて

賛成の返事をすぐ出しました。




次の日のホームグループでは具体的な方法に対して話し合いましたが

言いだしっぺの彼を責任者にして(もうちゃんとノートも用意してました)

私は月一で読ませてもらいます。



私にも読んでもらいたいと言ってくれたことも嬉しかったので

普段のホームグループ時と同じように

内容に対しては秘密を守ろうねと話ました。







今の子供たちは皆スマホでカカオトークなどのチャットをしてます。

昔の私たちの時代は友達と交換日記をしたり

特別なことがなくても長電話をして親から怒られたものでした。



今の子供たちがチャットなどで済ませるだけでなく

自分の感情とじっくり向き合って静かに交換日記を書く姿を想像して

微笑ましくなりました。







高3になったら勉強集中になり

成和学生の活動などはなくなるという話も聞きました。



そうなっても

進路を決めて勉強という孤独な戦いをしていくとき



なかなか会えなくなっても

交換日記をしながら気持ちを共有して

その時期を共に乗り越えることができるのではないか・・・。



そんな風に思います。













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