雨時々曇り

家の前の蓮畑です。



最初の花が咲く日が楽しみです・・・。







共存・・・というのは何も動物や自然を相手にしていうことではなく

もっとも身近な人間同士でもっと意識していくべきだなと

先日ふと思いました。



私がよく利用する近くのマートの中に入ってるパン屋さんが

去年から変わり

多文化家庭のご夫婦のお店が入ったのですが

そこの奥さんはカンボジア人です。



3歳になる坊やが家の息子と同じオリニチプに通っていることもあり

園長先生から紹介されたこともあり

よく利用しているパン屋さんです。



とても美味しくてチェーン店のトゥレジュールやバリバゲットなどとも

引けをとらない美味しさです。

家では殆ど食パンや揚げパンを買ってますが

このお店のほうが美味しいくらいです。






さて、この奥さんは物静かな雰囲気をもっていて

最初から私が多文化家庭であることを話してあるので

いつも会えば愛想よく挨拶し言葉を交わしていました。



先日もお金を支払うときに立ち話をしていましたが

いつもよりも色んな話をしました。



私も常々から親しくなりたいと思っていたのですが

韓国語がまだまだ・・・と本人が言っていたので控えめに接していました。

それが彼女から色んなことを聞いてきたので

私も嬉しくなりました。



旦那さんも奥のほうから出てきて挨拶しました。

物静かな職人タイプの旦那さんで

慶尚道の男性特有の口数が少なく愛嬌はあまりないタイプ・・・。



元々が大人しい人同士なので

会話不足が寂しいようです・・・。





彼女は私の年齢を知ると(ひとまわりも違うので) 

すぐに



「 オンニって呼んでいいですか? 音譜音譜 」



とぱあっと表情を明るくしてちょっとした悩みみたいな話もしてきました。ニコニコ






オンニって言葉は魔法の言葉のようです。



私もすぐにパンマル(同い年、年下に使う言葉)になり

感情的にも妹!!って思える気持ちに満たされるのだから・・・。



カンボジアのご両親は最近他界されたそうだし

この地にカンボジアのお友達もいないし

色んな意味で力になってあげたいので

何かあったらいつでも話してねニコニコというと

とても嬉しそうにいしていました。







帰り道

やはり行き着くところはお父様の自叙伝の内容・・・。




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韓国でも、最近になって外国人との結婚が増え、

国籍と宗教が異なる人たちが出会い、家庭を築くことが増えてきました。

新しい言葉で「多文化家庭」と呼ばれています。


互いに異なる環境で成長した男女が家庭を持ち、仲良く暮らすことは

それほど簡単ではありません。


さらに、韓国のような単一文化圏で国際結婚した夫婦が幸せに暮らすためには、

お互いを理解し大切にする努力がより多く必要になります。


交差祝福で結婚した私たちの信徒が、異文化の配偶者と愛を分かち合い、

結婚生活を成功させることができるのは、神様を中心に結ばれたからです。



多文化家庭がきちんと定着できるよう、地域の社会団体では、

韓国語も教え、私たちの文化を紹介するプログラムも運営しています。


しかし結婚に対する考えが変わらない限り、そのような努力は何の役にも立ちません。


「私がなぜこの男性と結婚したのか。この男性と結婚していなければ、

 私の人生はもっと良かったのに・・・」 という心を持っていたら、

結婚生活は地獄と同じです。


韓国語と韓国文化を教えることよりも先にやるべきことは、

結婚を正しく理解することです。



                    平和を愛する世界人として P229_230 より抜粋



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色んな結婚の形はあるけれど

どんな形で結婚したといえ

築く家庭生活がより良いものになるように

私が学んで感じて行動していることを

彼女に少しずつ伝えていきたいなと思います。





そして

カンボジアという国に急に興味が沸き

どんな食生活をしてるのかな (やっぱりご飯は愛である!ので)とか、

韓国に住んでいて故郷のどんなものが食べたいのだろう?とか考えました。



お嫁に来て6年になるという彼女が

ここで今以上に楽しい生活を送れるように

私も一緒に共存していきたいな・・・。


そんなウキウキした気持ちでいっぱいになりました。










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