以前飼っていた亀の赤ちゃんが

庭にどこからともなく現れた・・・という記事を書きましたが

その続編です。






この赤ちゃんは娘によってチョンロギと名づけられました。





その次の日

また朝庭に出た旦那さんからまた呼ばれました。

まさか!と思い出て行くと

何とチョンロギよりももう少し小さい小亀が

土をたくさんくっつけた状態でまた目をぱちくりさせてました!!



どんなに私たちが驚いたか・・・。



この小亀たちが前の年の秋に親(オス)が死んでしまう前に

できた小亀だとすると

冬の間に卵から孵り

その後今までの期間土の中で冬眠していたとしか考えられないのです。



詳しく調べてみても生まれたばかりの小亀が

土の中で冬眠すると死んでしまう確立も高いそうです・・・。

それが暖冬が幸いしたのか

そして生命力が強かったのか

この二匹だけは生き残っていてくれた・・・。






これが二匹目を発見した日の写真

昆虫用のケースに入れましたが

シェルターを作ってあげても脱出することばかり考えてたよう・・・。







それで旦那さんが衣装ケースを使って小亀たちの住処を造りました。







余りにも大きいのじゃないかな・・・と思ったのですが(端っこにチョンロギ見えますか?)

とても気に入った様子です。



大きい石を組み合わせて造ったシェルターは

特に二番目に発見されたチョロギのお気に入り!



同じ兄弟であるのにどうしてこんなに性格が違うのか!!!

というぐらいチョンロギとチョロギは全く違います。



チョンロギは人間を最初から怖がらず

餌も人間が見てる側でも食べるし

声をかけると見上げてみたり

水の中から顔を出してみたり

とにかく落ち着いているのですが



チョロギはとにかく臆病なのか

恥ずかしがりやなのか

常にシェルターに入っていて

外にいるときに人間が来ようものなら

物凄い全速力でシェルターに逃げ込みます。

その行動が余りにオーバーでどたばたなので笑えるほどです。






旦那さんはこの子達を見つめながら



「 ヨンドォンイ(死んだオス)は

  ただでは死ななかった ということだな・・・ 」



とつぶやいていました。

血統を残して死んだ・・・ということです。







ミシシッピアカミミガメ 

日本でも韓国でも今は自然の生態系が壊れる問題から

輸入禁止になっています。



韓国ではここ数年少しずつ亀を飼う人が増えてきたよう・・・。

それでも1匹23000wぐらい(2300円くらい)

日本は縁日でも安く買えてましたよね。





そのことを話していた時の旦那さんの言葉がまた印象的でした。




「 人間の都合で生まれ育った土地から連れ出しておいて(輸出入)

  生態系を乱す問題につながるからと

  人間の都合でまた輸入禁止・・・。


  自然に放されてしまった亀が

  どれだけ食べるっていうんだ・・・。 」




私たちはそんな風に自然化されていたコドゥンイも

近くの川で保護してきましたが

こうやって生き残ってくれたチョンロギ、チョロギも

勿論最後まで飼っていきます。



受け継がれた命ですから大切にします。







最後に私の大好きな詩を






私は小さきものの中に宿る

と神は言われる



一生懸命な小鳥たちのキラキラ光る翼に乗り

毛皮に包まれたやさしい動物たちの

パタパタ走るかわいい足に運ばれて




私は小さきものの中に宿る

と神は言われる



偉大なる朝の翼にではなく

細くか弱い小麦の中に

足を踏み入れると





私は小さきものの中に宿る

と神は言われる

アーメン


                          イーブリン.アンダーヒル












にほんブログ村 哲学・思想ブログ 統一教会へ
にほんブログ村