去年秋蒔きしたカモミールが今次々と花を咲かせて

午前中の香りが一番強い時間に

咲き始めた花を摘み取っています。



乾燥させてハーブティーにするために。



単調に

ただその香りを楽しみながら花を摘み取る仕事は

心を無心にしてくれて

心地よい時間です。







昨日は月一の高校生のホームグループでした。



セウォル号の事故の後私の中で

次に高校生たちに向き合うときに

いったいどんな話をすれば良いのかということを

とても悩みました。



社会に対する不審、

大人たちに対する不審

犠牲になった子供たちと同じ高校2年生であることで

彼らは自分の事のように色んなことを考えただろうな・・・と。



その話題を飛ばすことができないので

私が感じた今までの心境を話すと

いつもは色んな意見が出る彼らなのに

じっと目を伏せがちにしながら黙っていました・・・。




その後またいつものような一人一人の話が続き

そしていつものように質問の時間が。



いつも質問する子は決まっていますが

他の物静かな性格の子たちも

自分からは積極的に質問はできなくても

興味のある話題の時は目を見ればキラキラしててわかるものですね。



そういうときには念を入れて原理的観点から

そして私の経験などからも話します。

そして答えきれない内容は次までに答えられるように努力します。






昨日のメインの質問としては



1、とても仲の良いクリスチャンの友達が

  将来結婚しないでいるほうが

  神様へ愛を返せるようだ・・・と言っている(カトリックのシスターを目指しているのか?)


  このことに対して結婚したほうが神様の喜びであるということを

  どうやって伝えたらいいのか教えてほしいと。




韓国は宗教をもっている人が多いだけに

大きい宗教だけでもプロテスタントの2世

カトリックの2世

仏教の2世などあるし

その他にも大小色々あるわけです。



私たちの2世だけが2世ながらの問題で悩んでいて特別だというのは

日本人的な発想なのだとわかりました。



私の韓国人の知り合いにも仏教徒、プロテスタント、モルモン教、

平和大使の方でも熱心なカトリック、更正儒教の方もいらっしゃるし

子供たちには親がしてる宗教をしてほしいと願っている方が殆どだと思います。



ウリ2世たちはそういう友達の中で生活しているという意味では

私たちよりも高度であるし

他の宗教との違いをはっきり知りたいと思うのは当然だなと思います。





2、自分は早く祝福を受けたいと考えているけれど

  今はお母様の祝福を受けることがかなり大変なことなので(それを目指しているけど)

  父母マッチングというのは大丈夫なのか?

  (ちゃんと神様が自分のために用意された人を父母が選べるのかな・・・?という感じの

   フィーリングでした。苦笑)







高校生ともなればもう子供ではないのだな・・・とつくづく感じました。

韓国でも祝福のための父母教育もあるし

各教会で祝福サポートの講習なども行われているようですが



私たち親が子供たちから背中を押されているようなものだと思いました。

子供たちの祝福というものが視野に入ってくるようになると

自分たち夫婦のあり方を見つめなおすことが最重要だと・・・。



質問に答えていけば

神様が人間を創造された動機

そして地上界と霊界(魂が永遠に暮らす世界)

夫婦とは?という話になります。






私自身

地上で夫婦が真の愛で一つになって暮らして霊界に行けば

その夫婦の霊人体は霊界で一つになって永遠に暮らす

と学んだことが

一番希望的に素晴らしく感じられたことだし



祝福を与えて頂けた日から

私の最終目標の一つがそれになっているからです。







親元で暮らしているまでの時間が本当に大事だと思います。




そして

直接の両親だけでなく

その子供たちに関わるイモや

ハラボシ、ハルモニのような存在の長老ニムたち

そして原理講義は教会長

いつも影で祈り続けてくださるサモニム・・・。



皆でウリ2世たちの成長を見守っていくことが大事だと思いました。