韓国の南部地方
春がやってきました。
まずは庭の梅が満開になります。
私が好きなのは
青空と梅の花とのコントラストなのですが
今年はスッキリ綺麗な青空の日が数えるほどしかなく・・・。
これは貴重なその日に撮った写真。
青空が見れないと
息が詰まる私・・・
その現実に、
青空が貴重だと気がついた最近実感しました。
空気、水、綺麗な青空、そして太陽
これらはただで与えられて
使い放題だと思っていたけれど
そうではなかった・・・。
人間は傲慢な心を改めて
自然と共存する生活を今からでもまた出発しないといけないと。
そして次に沈丁花が咲きます。
この沈丁花の香りが届くと良いんだけど~。
韓国語で沈丁花はチョンリヒャン。
千里香と呼ばれます。
千里まで届く香り・・・。
名前のごとくの花。
私の大好きな花・・・。
この家に越してきたときに市場で苗木を買ってきて植えました。
土が合っていたのか
日当りのよい場所であるおかげか
10年程でこんなに大きくなりました。
夕方になると
香りが強くなるような気がします・・・。
さて、今日は教会に行くのに1時間かかりました。
いつもは車で30分の距離。
今ハドンは梅やケナリが咲き始めて
週末は観光客の車でとても渋滞します。
私は途中から違う道を通って1時間で着きましたが
ある方はバスで来るのにこの渋滞に巻き込まれ2時間かかったそうです・・・。
普段から自然に囲まれ
山や川、海など
季節折々の美しい花などを目にできる私たちは幸せだなあと思いました。
都会からわざわざ来られる方々。
韓国人の性急さを考えれば渋滞になるとわかっていても
こういう自然を感じようと来られるのだから・・・。
ある意味
生活することで精一杯だった民族が
旅行とか趣味とかに時間やお金を使おうと思えるほど
心の余裕ができている現代とも言えますね。
花に関して言えば
日本のように年中色んな切花が簡単に買えないし
(都会はわかりませんが・・・)
逆に花ならその四季のものしか見られないし
野菜なら季節の野菜が主。
マートのハウス物は美味しくない。
こういう四季を感じる生活が
一番良いのではないかな と思うこの頃です。