林道「桃の谷下線」と「水吞場線」は近いけど…
2026年03月12日(木)
場所:浜名区渋川地区
移動:自動車、徒歩
駐車場所:市道「引佐渋川久井田線」終点余地
ドリンク:渋川出張診療所直近の自販機
トイレ:渋川出張診療所隣の公衆トイレ
キー・ワード(順不同) 市道「引佐渋川久井田線」、市道「引佐久井田南沢線」、
林道「桃の谷下線」、林道「水吞場線」、久井田川、奥久井田橋

■バイクは各々ショートピストン
■登山の外堀を埋めるシリーズ(城山)
■マニアックなウォーキングコース(城山)
今回の目論見
1.林道「桃の谷下線」と林道「水吞場線」は接続可能か?
2.林道「水吞場線」の地形図実線の南分岐は本当にあるのか?
3.両林道を利用して、徒歩で「城山」へ行けそうか?
渋川の林道「桃の谷下線」は、終点から作業道が二方向に伸びている。
西側へ伸びた分は、林道「水吞場線」へかなり近づいている。
もちろんオフ野郎の報告が無いので、完抜けは期待していない。
地形的には問題ないが、林道はつなげるのが目的ではない。
受益面積の確保が第一義だから、行止りはデフォルトなのだ。
●林道「桃の谷下線」
起点(旧):奥久井田橋
起点(現):市道「引佐久井田南沢線」分岐接続
終点:地形図通り(山中鞍部)
延長(現):約790m
備考:規制無し、全線舗装、作業道延伸有り
●林道「桃の谷下線」延伸作業道
起点:林道「桃の谷下線」終点分岐接続(二方向)
終点(北側):イラスト参照
終点(西側):イラスト参照
延長(北側):約645m
延長(西側):約365m
備考:北側規制無し、西側入口素掘り横断溝、全線ダート、地形図表記無し
●林道「水吞場線」
起点:林道「日比平城山線」&市道「引佐田沢城山久井田線」分岐接続
終点:地形図通り(北側のみ)
延長:約1480m
本日利用分:約1210m。
備考:基本ダート(要部舗装有り)、作業道有り、分岐より南側道無し
●山道・斜面
本日利用分:200m
●本日の徒歩距離:約6180m
●所要時間:約3時間(様子見等全て含む、昼食無し)

注: イラストマップの沢の水色は、実際の水の有無とは無関係です。
まず、「久井田川」を遡上する市道に入る。
その市道「引佐渋川久井田線」へは県道47号からの分岐となる。
市道「引佐渋川久井田線」を約1050mで駐車余地に出る。
3つの市道との分岐のある駐車余地(A分岐)

◆走ってきた市道はここで終わる。駐車余地は広い。
◆右奥へ市道「引佐渋川イボ石線」が始まる。
◆中央白丸の位置に「久井田川」に架かる「奥久井田橋」がある。
◆その橋を渡ると市道「引佐久井田南沢線」。林道「桃の谷下線」の旧起点。
橋を渡って林道「桃の谷下線」の旧起点に出る。分岐がある。
林道「桃の谷下線」(現市道「引佐久井田南沢線」)起点(B分岐)

〈上段〉
◆「奥久井田橋」は古そうに見えるが昭和42年製だから普通。
◆白丸の位置に林道だった頃の立看が2枚、立っている。
◆市道は未成?で、左の林道へ進んで山中を回って、この場所へ奥から戻る。
〈下段〉
◆林道「桃の谷下線」の旧起点看板。現在の市道は全線アスファルト舗装。
では、徒歩にて市道(旧林道)をしばらく進みましょう。
橋から約100mで脇道への分岐がある。
市道「引佐久井田南沢線」脇の謎の歩道?(B2分岐)

◆コンクリ舗装で約120mで行止り。神社のような建物への参道。
◆激せまだからバイクはサイドスタンドターンする羽目になるよ。
市道を進む。
最初のカーブから、眼下に新東名が見える。走行音が割とうるさい。
「奥久井田橋」から約400mで分岐に出る。
この分岐が、現在の林道「桃の谷下線」起点となる。
林道「桃の谷下線」の現在の起点分岐(C分岐)

〈上段・下段〉
◆上段は右側の最初の民家の奥にある林道「桃の谷下線」の起点分岐。
◆下段は市道から林道を見ている。横断溝で縁切。
コンクリの舗装林道へ入る。
この地区は間伐が進み、山容が判り易い。
進行方向左手は山腹で、これは独標362mの北尾根となる。
進行方向右手は沢となる。
約260mでイボの様な張出しが沢へ突き出ている。
それをカーブで巻いて行く。
林道「桃の谷下線」の最初のカーブ(D地点)

◆ここだけカーブの頭が沢にはみ出している。本日最後に世話になる。
沢の源頭部、つまり独標362m尾根の付け根を西に回り込む。
ここの地形図の線形は間違っているのでイラストでは修正(D2地点)。
最初のカーブからコンクリ舗装を約530m進む。
独標362mの西隣の尾根コブの北側鞍部で終点となる。
林道「桃の谷下線」の終点分岐(E分岐)

◆手前から来て林道終点。白丸の位置に終点看板がある。
◆左外の尾根コブからの鞍部で、尾根は右奥へ下っている。
◆ダート作業道が西側と北側へ伸びている。
◆地形図にはここに建物の記号があるが、現在は何も無い。
先ずは、西側作業道をやっつけましょう。
西側作業道起点の様子(E分岐)

◆かなり深い素掘り横断溝の縁切りがある。左側が浅いよヘヘ。
◆丸太橋は動くから乗らない事。
作業道は西へ進む。
約230mで作業道の分岐がある。
西側作業道の分岐(F分岐)

◆手前から来て左奥へ進む。右の沢へ降りていく道がある。
沢へ降りる道は深追いしない。どこへも繋がっていない事は判る。
左奥の道を進んで約135mの沢筋で作業道は終わる。
西側作業道の終点(G地点)

〈上段・下段〉
◆上段は涸れ沢手前で行止り。本日は涸れ沢を登りますよ。
◆下段は作業道の振り返りショット。供用終わっているからガレはある。
やはり作業道は林道「水吞場線」に繋がっていなかった。
ここから林道「水吞場線」までは約100m、比高50mとなる。
では、涸れ沢を登りましょう。
涸れ沢の様子(G2地点)

◆ゴーロを踏んで意外と登り易い。沢は小さく帰りに迷わない安心感。
◆最上部が明るく、林道「水吞場線」がある事を予感させる。
涸れ沢を10分程登って林道「水吞場線」の地形図分岐に出た。
林道「水吞場線」の地形図分岐(実際はカーブ)(H地点)

◆左下からカーブの頭に出てきた。地形図では分岐になっている場所。
◆左奥が起点方向。右奥へは約270mで終点。
地形図分岐の幻の南線を捜す。
南線は尾根上を古久蔵地区へ下っている。
この場所に南への分岐が無いのは確かで、尾根上にも道は無い。
これは実測じゃなくて、航空写真からの判別にありがち。
尾根上の植林境界などが道に見えるのだ。
行止りの作業道G地点から折り返して、南線の尾根に乗せて地形図通りに
してしまう、と言う手もあるよね。古久蔵地区の受益が増えるもの。
斜面を彷徨っているうちにマダニが10匹ほど付いた。
ついでに、地形図破線の歩道を確認できた。
地形図破線のハーフパイプ歩道(H2地点)

◆歴史を感じる明瞭なハーフパイプが山を下っている。
◆尾根上で分岐して、古久蔵と日比平地区へ繋がっているはずだ。
途中でダニ避けの足カバーを着ける。
では、林道「水吞場線」の起点を見に行きましょう。
林道「水吞場線」は近年の作業道開設や治水で起点から再整備された。
よって路面は良好だ。
オフバイクで「城山」を攻めた時には、本線での昼食休憩も有りだろう。
幻の分岐から西へ約340mで勾配の関係で要部舗装となる。
勾配が緩くなるとダートに戻る。要部舗装は約140mだった。
林道「水吞場線」の要部舗装(J&J2地点)

〈上段・下段〉
◆上段は要部舗装の始まり。奥が起点方向。
◆下段は要部舗装の終わり。奥が起点方向。
要部舗装はコンクリートで縁切の横断溝は無い。
要部舗装の終わりから約340mで作業道分岐に出る。
林道「水吞場線」と作業道との分岐(K分岐)

◆右奥から出てきた。左上への作業道はジグ切って約450m。
手前へ進んで約160mで渓間整備の沢筋に出る。
林道「水吞場線」の流路工(L地点)

〈上段・下段〉
◆上段はガードレールのあるコンクリ土管の管渠堤で沢を渡る。
◆下段は沢の上部の多段式の流路工。堤より下部の堰堤は谷止工だろう。
流路工は段差工とも床固工とも言えようが、そこは発注者次第。
この沢筋から南進して、約230mで起点分岐に出る。
林道「水吞場線」と他線との起終点分岐(M分岐)

〈上段〉
◆手前から来て、林道「水吞場線」の起点となる。赤丸が起点看板。
◆左奥の登ってくる方が市道、更に上る方が林道となる。舗装済み。
〈下段〉
◆出てきた林道「水吞場線」を見ている。この起点には広場もある。
◆健脚なら「城山」まで歩いて行けそうだ。
この場所は地形図独標385m地点。
ドリンク休憩して戻る。
幻の分岐のあるH地点まで約1210mを15分で戻る。
全線を歩いても20分程度だろう。
涸れ沢を降り、作業道を戻って林道「桃の谷下線」終点のE分岐へ出る。
では、残した北側作業道を見てみましょう。
北側作業道の起点(林道「桃の谷下線」の終点)(E分岐)

北側への尾根の張出しの西山腹を下る。
勾配が完全に作業道規格。
下って約100mで分岐に出てビビる。
北側作業道の分岐(N分岐)

◆右の尾根上へ進む道がある。幸いにも約20mの尾根上で行止り。
左へ下る。
約190mで再び分岐があり、またもやビビる。
北側作業道の分岐(O分岐)

◆沢方向へ下る道がある。これまた約30mで行止り。
分岐を直進し、約165mで尾根先を巻く。
北側作業道が尾根先を巻く(P地点)

◆右奥から出てきて左奥へ尾根を巻く。
◆尾根を巻いたので、北進から南進となる。
南進して約60mで今回初めての倒木に出る。
北側作業道の倒木(Q地点)

◆倒木の左側を徒歩・二輪は抜けられる。左の草は路盤の上で圧無し。
四輪車両が入れないので、この先、供用が無くなる。
路盤からミツマタが生えてくる。
倒木から約40mで法面からの崩土がある。
北側作業道のミツマタと崩土(R地点)

〈上段・下段〉
◆上段は路盤上のミツマタ。この先、斜面はミツマタの群落となる。
◆下段は路盤上の崩土。二輪は右端の方が楽だと思う。左端はダメ。
ミツマタと枯れたシダが生えているが圧は無い。
崩土を越えて約90mで作業道が行止りとなる。
北側作業道の行止り部分(S地点)

◆おおむね目論見通りの位置で終点となった。
◆沢を挟んだ対岸に林道「桃の谷下線」が見える。
沢への斜面は間伐が効いて見通しが良い。
対岸の林道「桃の谷下線」まで約100m、比高は下り30m、上り20m程度。
先に書くと、沢をクリアすると対岸の林道のD地点に出る。
先に書いたようにD地点からの張り出しが沢に突出している。
【笑える例え】
蟻が人の右足から左足へ股間を巻いて旅をしようと思いました。
右足から降りて最初のピークが左足だと思いました。
でも実際には、そこはポコチンでした。
そんな感じの沢筋をクリアして目論見通りD地点へ出た。
林道「桃の谷下線」を約260m戻って集落内の起点に出る。
林道「桃の谷下線」起点(現在)(C分岐)

◆集落内の起点分岐。山が近いけど、斜面は緩くて意外と平場もある。
コンクリ舗装の市道を約400m戻って、自動車まで帰着した。
「奥久井田橋」を渡って無事に戻る(A分岐)

”久井田”は何と読ませるのか?
”くいだ”は当然として、橋の銘板は”ひさいだ”と書いてあるような…
達筆すぎて読めなかったら、もう銘板じゃないと思うぞ。
「久井田川」の河川敷も妙に平場がある。
夏は隠れた水遊びスポットなのかも知れない。
ところで…、
「桃の谷下線」があるなら「桃の谷上線」とか「桃の谷線」とかあるのか?
本日は以上。
おまけ
安間川公園・南ブロック 2025年2月27日
おしまい。