![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151107/14/deicide666/0d/dc/j/o0800051013476950036.jpg?caw=800)
俺は常々、
『名盤は何枚持っていても良い』
と言っている。
でもそれは意図して買うわけではなく、年月を掛けて増えている、という始末で。
主には旅先。
無性に聴きたくなる→現地でCDを買う→そのまま家に持ち帰る。
という図式。
特に長旅ではその傾向が強い。
心が無意識にホームシックを起こしているのだろうか?
旅に夢中で帰りたい、なんて微塵も感じていないのに。
え?
増えても困らないよ。
親友にあげても良いし、車に積みっぱなしにしても良い。
ただ並べておいても良いし、気紛れに持ち歩いても良い。
閑話休題。
さて、イーグルスのホテルカルフォルニアである。
俺がこの曲を初めて聴いたのは13歳の春。
通っていた中学校で何故かこの曲が朝の清掃の時間に流れていた。
歌詞の意味など分からずとも、この曲が伝える切なさだけは伝わるものがあり。
地元のちっぽけなレコード屋で買ったのが向かって左のCD。
そう考えればすごい話だよね。
俺は30年前に買ったものを今も大事に持っている。
3年前の知り合いの電話番号すら忘れているのに、ね。
(続く)