1997年リリース。

ちなみに超マイナーレーベル(Falafel Records)からのリリースで、世界限定(というか作れたのが)1,000枚のみ。

今やコレクターアイテムですね。
(オークションでは結構な高値で取引されています)



俺の好きなビートルズのカバー、第2段。

えっ?
そんなに大した企画じゃないって?

(笑)うん、その通り♪



でね、ビートルズのカバーは多々ある。
でね、サムシングのカバーも当然多々ある。

そんな中、俺は断トツにこのカバーが好きなんだ。



何故好きかって?

バンドを始めた頃の初期衝動に溢れているから。



彼等はイスラエルのバンドで、恐らく欧米や日本に比べてもバンドをやるのに楽な場所じゃあないと思うんだ。

そんな中、(ここからは俺の勝手な想像だけれど)がむしゃらに、やみくもに、全力で作ったのがこのアルバムで。

でね、ありきたりのパンクバンドのカバーじゃあなくて、ビートルズを、サムシングを敢えてカバーするのは、、、、限られた情報の中での選択肢なのかなぁ、と思うわけです。



そこには見栄も、伊達も、酔狂もなくて。




こういう初期衝動の塊に相対すると。



自分が初めてバンドをやった頃を思い出す。

右も左もわからずに、ただドラムを叩いた14歳の春を。