エル/株式会社BMG JAPAN

¥価格不明
Amazon.co.jp



1986年リリース。

このアルバムは複数のチームがコンポーズ、プロデュースで参加しています。

Jay graydon
Burt bacharach
Peter wolf
Dianne warren

特筆すべきはやはりジェイ・グレイドンで、流石の仕事をしています。

当然、プレイヤーリストには西海岸の人脈が活きており、盟友D.fosterも全編で参加をしています。

このアルバムがAORファンの間で『名盤』とされているのはその為です。



個人的にはD.warrenのコンポーズには胸を擽られます。

この人の書くメロディーは至極一貫していますがそれにハマれば中々抜けられない魅力があります。

俺は同時期に彼女が書いたハートもチープトリックも、ベリンダ・カーライルもいまだに愛聴しています♪



バカラックはやはりバカラック(笑)

80年代の彼とモータウンの蜜月は今更説明は要らないと思いますが、ここではAOR寄りの曲を提供しています。



さて、本盤の収録曲は、

(1)Who's Johnny (Album Version)
(2)Secrets Of The Night

(3)I Wanna Hear It From My Heart
(4)Someone

(5)When Love Has Gone Away

(6)Private Line
(7)Love Always (Album Version)

(8)Lost Without Her Love (Album Version)

(9)Thrill Of The Chase
(10)Don't say It's Over


これだけのクオリティーでしたが、残念ながら本盤はそれに見合うヒットを記録出来ませんでした。

それは運が彼に味方をしなかったからでしょう。

そのせいで本盤は『幻の名盤』扱いをされており、トレーダーの間では高値で取引されています。