2000年リリース。
所謂『ニュー・クラシック・ソウル』の中でも、リンデン・デヴィッド・ホールは一番のお気に入りでした。
リンデンはディアンジェロと比較される事を極端に嫌っていたようですが、俺はアクの強いディアンジェロよりも端正で実直なリンデンの音を好んでいました。
また、往年のHiサウンドのようなバッキングにのるボーカルはアル・グリーンを連想させ、そのいなたいファルセットは聴く者の身を捩らせるのです。
さて、本盤はリンデンのセカンドアルバムで、マルチプレイヤーとしての才能が開花した名盤だと思います。
収録曲ですが、
1 If I Had To Choose
2 Forgive Me
3 Say It Ain't So
4 U Let Him Have U
5 Hard Way
6 Where's God?
7 To Be A Man
8 The Other Side
9 Don't Wanna Talk
10 Wanna Be Another You
11 Sleeping With Victor
12 Dead And Gone
13 Let's Do It Again
14 Are We Still Cool?
病に倒れ僅か31才でこの世を去ってしまったリンデンですが、その無情さを思えば『Where's god?』が心に響きます。
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