1993年リリース。
このアルバムを聴くと、青江三奈がデビュー前にクラブでジャズを歌っていたという事実に頷けると思います。
やはり亡くなって随分経つ今でも良くも悪くも『伊勢佐木町ブルース』の吐息のイメージが強く、青江三奈というと『あぁ、あのお色気歌手ね』と思われる方が多いようです。
八代亜紀の『夜のアルバム』も素晴らしいジャズボーカルアルバムでしたが、下積みでキャバレーやクラブを回っていた昭和の歌手達は場数を踏んでるだけあって実力者が多いです。
中ジャケットの写真ですが、グローバー・ワシントンJR.とフレディー・コールに挟まれた青江三奈がこのアルバムを表していると言っても良いと思います。
全13曲、全て英語で歌われています。
11曲はジャズのスタンダードで、2曲は伊勢佐木町ブルースと本牧ブルースに英詞を当てたものです。
このアルバムには収録されていませんが、BSでジャズを歌う青江三奈の動画があったので貼っておきます。
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