1990年リリース。
ハードロック界隈では1980年代後半から所謂『スーパーグループブーム』が到来しました。
BLUE MURDER、BADLANDS、BADENGLISH、MR.BIG、、、今に思えば凄い時代でした。
さて、このDIRTY WHITE BOYも小粒ながらもスーパーバンドだと思います。
ギターにアール・スリック。
彼は主にセッションで有名なギタリストでしたが、有名ドコだとジョン・レノン、デヴィッド・ボウイとの仕事でしょう。
ボーカルにはデヴィッド・グレン・アインズレー。
彼はジェフリアのフロントマンでした。
ドラムにケニー・リチャーズ。
彼はL.A.METALの実力派バンド、オートグラフに在籍していた手練れです。
(ベースは無名のカーク・アレイでした)
プロデュースにはL.A.METALの優勝請負人、ボー・ヒルがあたり、きらびやかな音像を聴かせてくれます。
本盤の音楽性はアメリカンハードロックの王道中の王道といった感じで、実に素晴らしい一枚です。
メロハーの要素とガッツィーなロックの同居はメリハリがあり、飽きずに何度も聴きたくなる一枚です。
残念ながらあまり売れず、さして話題にもならず、本盤を残してバンドは解散していますが、見かけた方は是非一度手にしてみて下さい。
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