本盤は1985年、日本のレーベルからリリースされました。
よく『リチャード・ティー節』なんて形容される事がありますが、リチャードが参加したアルバムやリーダー作を聴くと、『あぁ、リチャード・ティーだなぁ』ってフレーズや雰囲気が確かにあります。
ピアノだけではなく、味のあるボーカルも耳を魅きます。
本作もそうですが、これまでのソロ作でも彼自身が歌を聞かせる場面は多々ありました。
決して上手くはないのですが何とも『あったかい声』で、聴いていると満面の笑顔のリチャードの顔が浮かんできます(^ー^)
スティーヴ・ガッド、デイヴ・ウェックル、ウィル・リー、マーカス・ミラーと贅沢な2組のリズム隊を使い分けています。
アルバム全体素晴らしいですが、個人的にはSTUFFの盟友スティーヴ・ガッドとの⑤『ラプソディー・イン・ブルー』が一番好きですね。