「思えば遠くへ来たものです..」-2011031020500000.jpg


2000年リリース。


トニー・トニー・トニー、アン・ヴォーグ、ATCQのメンバーが顔を連ねる『スーパーグループ』、それがこのルーシー・パールでした。


核となったのはラファエル・サディーク。

彼は中心的にプロデュース、ソングライティングを手掛けており、プレイヤー、ボーカリストとしても面目躍如の活躍。

全体に漂うディープなR&Bフレイヴァーは彼の持ち味でもあります。



アリ・シャヒード・ムハマドがもたらした『高めのスネア』。

シンコペイトする彼のグルーヴは独特で、それは90年代的と表現してもいいかもしれません。


ドーン・ロビンソンのスムースなボーカルには溜め息が出ますね♪
アクの強い二人の間を『スルり』と抜けるしなやかさは、アン・ヴォーグで培われた腰の強さがあってこそ。

本当、いいボーカリストです。


さて、本盤はそんな彼等が残した唯一のアルバムです。
収録曲は、
1. Lucy Pearl's Way
2. Trippin'
3. Dance Tonight

4. LaLa
5. Everyday
6. Can't Stand Your Mother
7. Good Love
8. Without You
9. Don't Mess With My Man

10. Hollywood
11. Remember The Times
12. They Can't
13. Do It For The People
14. You
15. Lucy Pearl Tells (Includes Hidden Track 'LaLa (211 Remix)')


いやぁ、いいですね。


流れが早い業界ですが、良いものはしっかりと残ります。