双子座サビアンシンボルの世界、今日でいよいよラストです。

双子座の知力が極まった後、次のサインである蟹座に移行する時期である、

26~30度のお話です。

 

・26度:「情報の整理、取捨選択」ができるようになると~知力の極み

双子座25度で得た結晶である、

「合理性」ともいえる、

「考えたことや得た情報のうち、

本質的なところや、大事なところだけ取り出して、他は捨てる。

情報を整理して、相手が求めているところだけを、わかりやすく伝える」

 

ということができるようになると、

こんな人になれますよ、

というのが、26度の世界に示されています。

それは・・・

 

・ムダを省き、必要なところだけを思考する(考える意識を向ける)

周りを気にせず、自分のことに集中し、そこに知力を注ぐ。

=メリハリのある活動

 

・頭を定期的に冷やすことを大切にする。(情報デトックスも当てはまりますね。)

頭がすっきり整理されており、頭脳明晰な人である。

 

・困難があっても、知力をもって立ち向かっていく。

自分の知力を信頼する。

 

 

私「これは・・・私が思う、”風の時代の理想の生き方”だッ・・・!」

 

2024年5月末から双子座木星時代が始まりますが、

その終盤の、2024~2025年の冬頃に、このレベルまで達してね!

という、大いなる宇宙からのメッセージを感じますね。

 

これは、私が日々心掛けている生き方でもあります。

知力を信頼しているからこそ、こうやって毎日ブログ書いています。

情報デトックス、完全オフラインの時間帯を作るのは、定期的にやっています。

また、「周りを気にせず、自分に集中」のトレーニングをやるために、

わざわざあと1年、今の職場にいる流れになってしまっているのでは、と感じるほどです。

家がウルトラ集中ブースと化しているのは、自分に集中できるからで、

そう感じてしまうくらい、今まで、職場に行くと気が散っていた、と気づき、

まずは、「人の存在を感じない、特に、視界に人が入ってこない」窓際の席をキャンプ地(根城)にしよう、と決めたほどです。

 

 

知力を信頼する、というのが大いにあるからこそ、

日々「知的好奇心お化け」「探究心モンスター」としてやっているし、

もしライフパートナーシップをやって、誰かと深い関係になるなら(共同体仲間の一人ではあるのだけれど、他の仲間よりも深い関係、という意味)、

これくらいの知力がある人でないと、と思いますね。

(まずは、「何でも自分で考える意志がある」ところからスタートすれば、

ここに到達するはずなので、

出会った時点では、それで十分です。

パートナーシップの中で、双子座26度のレベルまでいってもらいます。笑

もちろん、出会った時点でレベル高いのがベストですが。)

 

 

・双子座27度「知力の世界から抜け出す先は」

知力が行き過ぎるとどうなるか、

そして、そのバランス調整をするために何をするのか、

というのが、ここ27度に、わかりやすく現れています。

 

双子座27度は「森から出ていくジプシー」。

 

一方、双子座25度は、剪定されたヤシの木が出てくる、「真夏の木」で、

双子座26度は「森の中の冬霜」という、知力の木が、知力アップの「冷え」状態になり、さらに集合体となった世界。

 

そんな、知力の集大成である森から、

感情、心の赴くままに、抜け出すのが、27度です。

 

なぜ抜け出すのか、

それは、知力が行き過ぎるとどうなるか、を考えてみると、想像できるでしょう。

 

知力が行き過ぎると・・・

 

合理性、効率性をひたすら追求する

→それ以外の要素が全て排除されてしまい、味気ない。

 

冷静、冷淡、合理的

→時として「人の心がないのか」と言われかねない、「機械のような人」になってしまう。

人としての情や暖かみがなくなる。

楽しむ心もなくなり、「心が死んだ」ようになってしまいかねない。

「遊び」要素がなくなり、心の余裕、寛大さがないような印象に。

 

 

思考ばかりで動く

→打算的、損得勘定で動くだけ、

人を利用するだけの人になってしまいかねない。

 

・・・と、なってしまいます。

算命学でいうと、合理性の金と冷淡の水が強すぎる人、みたいな。

 

 

これは、双子座に限らず、

知力を極める風のエレメントなら、似たような傾向になってしまいそうです。

なので、占星術の4つのエレメントの順番は、絶妙に出来ていまして、

知力の風の調整のために、

風の次に、「情、感情」の水のエレメントが来るようになっています。

(※算命学の五行の「水」と、占星術の「水のエレメント」とは、

同じ水でも、全然ニュアンスが違うことがわかりますね。)

 

 

双子座27度では、次の水のエレメントの蟹座の要素が入ってきまして、

非効率かもしれないと思ったとしても、

そこに、心や感情が動く(ワクワク、ときめき)ものがあるなら、

それをやってみよう!

という世界になります。

 

私自身、仕事で情報を調べているときに、

「これは、本筋とは関係ないけれど、

おもしろそうだから、もう少し調べてみるか」と思って、

関連する技術の情報を調べてしまうこともあります。

これはまさに「ワクワク、ときめきに従う」というやつですね。

 

仕事の効率化?

いいえ、それよりも、自分の心の満足を求めます。

というお話。

 

ビジネスとして何かをやろうとすると、

どうしても、「効率よく課題を解決する」「ニーズが高そうなことをやって売れる」のように、効率化を意識しがちでしょうが、

いえいえ、自分がやっててときめかなければ、何も価値はありません。

ビジネスにもなるなら、ラッキー、くらいの気持ちで、

やりたいからやります。

というお話。

 

(実際、そういうのが、ニッチなニーズにピンポイントでささって、

多くの人の、合わない人たちを含めて相手するよりも、

儲けは少ないかもしれませんが、心はずっと豊かになることもあるでしょう。)

 

心のワクワクやときめきに従って動くと、

その満足から自己肯定感が上がり、自分の心の基盤が強固になります。

自分は大丈夫だ、という安心感が得られます。

はい、蟹座ですね。

 

思考の、合理性や打算とかは一切気にせず、

心の、感情のままに、やりたいことをやる!

という、

「生活に豊かなムダを」のような世界が、双子座27度です。

 

好きなキャラ(推しとか)のグッズを集めたり、応援したり、

ペットを可愛がったり、

やりたいだけゲームをやったり、

行きたいところに旅に出たり、

そういうことこそ、やりましょう!と。

 

この手の「ワクワクに従う」発信は多いでしょうが、

この、双子座→蟹座の流れの話と合わせてみると、

日頃、知力を発揮して、

「考える戦士」として懸命に活動しているからこそ

「豊かなムダ」が効いてくるのだ

という、

「日頃、知力をフル稼働で頑張っている前提」とかいう大きなものが隠れていることに、お気づきでしょうか・・・。

 

 

・双子座28度~30度「知力に加えて思いやりを」

双子座→蟹座の流れは、

知力はとても大事ではあるけれど、

人として成長していくならば、感情、思いやり、共感力も大事ですよ

ということを促され、そんな「思いやり」「共感力」を発揮する場の「共同体」を探していく流れになります。

 

もちろん、双子座のベースの「知的好奇心」をうまく使って、

色々な人に関心を持ったり、自分に関心を持ってもらったり、

ということをやって、「共同体」に繋がりそうな縁を探しに行くのです。

 

思いやりのある人間関係の第一歩は、

相手に対する関心、つまり好奇心から、ですからね。

 

思いやりの最たる例が「相手の立場を想像してみること」だと私は思うのですが、

これはまさに、相手に好奇心がないとできないだろう、とも、私は思います。

(私が風のエレメント強めだから、そう思うのかもしれません。)

 

双子座の力、特に、1度という純粋なパワーの「ベースの力」である「知的好奇心」は、

次の蟹座世界で、共同体との人間関係、愛着関係を築く上でも、大いに活躍する力なのです。

 

双子座は、会話を楽しむ目的を、

「会話で情報交換を楽しむ、会話の話の内容そのものを楽しむ」

と捉えていたのですが、

蟹座にいくと、

会話を楽しむ目的が

「相手と、親密な愛着関係を築くため、人と繋がるため」

に、変わっていきます。

 

 

28度:知力よりも自身の感情を優先した27度の体験から、

「おお、知力・思考だけに頼らなくても、

感情のままに、時に無計画に動くのもいいな」

と、

考えた情報、思考の計算情報を全部リセットして、

純粋に、自身の感情や心のままに、感じたままに動いてみよう

ということをやります。

 

これ、引き寄せやスピリチュアルの発信あるあるみたいな話ですね。

 

 

そして、29度や30度では、

自分の心と、双子座の知的好奇心や「伝える力」を活かして、

自分の特技を人前で披露したり(29度)、

人が集まる場所、特に、感情や無意識の集合体である「夏の海」のような場所に行って、自分の魅力を振りまきます(30度)。

 

こうやって、まずは「周りの好奇心」という、自分への関心を刺激し、

人をひきつけ、次の蟹座の、「人とのつながり」へと向かっていくのです。

 

 

・余談~双子座26度のサビアンと私

つい、「サビアンシンボルの紐解き」で、双子座26度にて、今まで以上に私個人の話を書いてしまったのには、実はわけがありまして・・・。

双子座26度は「森の中の冬霜」。

 

 

私は、算命学の命式では、冬生まれの甲という「木」、特に、雪が深く積もった子月の生まれの「木」です。

 

霜が積もった木=私自身。

そして、私自身、まさに双子座26度のような高い知力を誇りとしています。

 

「森の中の冬霜」=私のように、自分で考える高い知力を持った人たちの集まり

=私の魂の理想の共同体のことかな・・・???(驚

 

もっと正確にいうと、

私の魂の理想の共同体の人たちは、

私自身がそうであるように、自分を生きるという自己責任で、生命力を燃やして自分の人生を楽しく生きているので、

 

「森の中の冬霜、それぞれの木の根っこには暖がある」

これが、私の魂の、理想の共同体を、自然に例えると、っていうやつですね。

 

 

・双子座の世界を紐解いた感想

まさに私のことでした。

私のキャラを表す言葉をみると、

「知的好奇心お化け」=双子座

「探究心モンスター」=双子座後半&対向の射手座

 

そういうことです・・・。

 

私は双子座に天体が一つもなく、射手座は木星と天王星。

これは、双子座と射手座、というよりは、

双子座の支配星の水星(水瓶座)と、射手座の支配星の木星が元気すぎたり、

双子座っぽい3ハウスと、射手座っぽい9ハウスが、インターセプトしていて長く、「人生で好奇心と探究心を発揮する場が大事」という生き方になっているゆえん、かもしれません。

ちなみに、3ハウスには水瓶座が、9ハウスには獅子座がうまっており、

9ハウスには天体はないですが、3ハウスには、水星、金星、火星が集っています。

 

知力、自分で考える力が、私が考える「風の時代に大事な生きる力」の一つでもあるので、本当に、今のこの時代を生きていてよかったな、と感動しましたね。

 

私が、風の時代は知力が大事!って強く思ってしまうのは、

それだけ、今を生きる自分を誇りに思っていることだ、という話なのかもしれません。